未来はあるのか?
渡り鳥が来秋する季節を過ぎ、冬の季節の到来です。総選挙の告示もあと数日に迫り、集合離散・合流?が急となっています。「1%でも当選の可能性があれば」とほかの党へ渡る議員。国民そっちのけでの「新党」で、政治の責任が果たせるのか?来年は参議院選挙ですが、いったいそれまで政党の体をなしているのは何党あるのでしょうか。
さて、40年近く前のことですが、自民党から分かれて「新自由クラブ」という新党ができ、国民もマスコミも注目されたことがありました。私の中学の時の同期生も確か選挙に立候補したことがありましたが、今その党の欠片さえありません。その時の代表は、のちに自民党に復党し、衆議院議長となった次第です。
今マスコミ世論調査での政党支持率は、自民、民主・・・等となっていますが、一番高いポイントは「支持政党なし」です。それだけ政治の混迷、政党力の欠如が大きな原因ではないでしょうか。昨日も滋賀県知事を代表とする新党が結成されましたが、この方はあの橋下しのブレーンとのこと。民主・自公の三党はもちろんのこと、こうした渡り政党にも日本と国民の未来を託すことはできません。