12月14日投開票の衆議院選挙で、自民党は290人当選。マスコミはこぞって“自公大勝”と報じました。が、ちょっと待てよと思いました。自民は公示前から5議席減、公明は4議席増でほぼ現状維持です。確かに相対では公示前とほぼ同数ですが、これが小選挙区制度の成せる技。日本共産党は、8議席から21議席の躍進で、議席獲得の伸び率は9党中、断トツの2.6倍でまさに自供対決の選挙戦でした。これから新しい国会で、集団的自衛権をめぐる安保法制や「憲法改正」など、日本の将来がかかった闘いがはじまります。安倍首相は、この選挙結果で“国民から白紙委任”“政権が信任された”と思うなら、思い上がりも甚だしいものです。自公政権と国民と日本共産党の新たなたたかいにがんばります。
仕事放棄
衆議院選挙が行われていますが、県議会をはじめ市町村議会も開催されています。地元紙の報道では、自民党の県議4人が県議会を欠席、早退、遅刻し、選挙応援に同行したとのこと。議会をほったらかし選挙応援にはせ参じるとは、議員として仕事放棄です。後付理由に「地元も有権者に国政のことを理解してもらい、その反応を聞いて県政に生かしたい」とは?しかも、議長を務める自民党県議は「議会人として議会を重視するのは当然」としながら「議員にはいろんな立場がある。ここが責任を持って行動している」と擁護発言をする始末。ここでも多数におごる自民の姿が・・・。安倍政権の多数による強権政治、驕る政治に審判を下す選挙です。