心遣い

四葉のクローバー


　先日タクシーに乗ったら降りがけに、運転手さんから「もし良かったらどうぞ」と小さなビニール袋をいただきました。その中には四葉のクローバーと花言葉書かれた紙が。
　花言葉は「幸福」と「私のことを考えて」だそうです。確か新聞で紹介されていた運転手さんかなと思い尋ねたところ、その方でした。初めて乗り合わせたもので、家に入って妻にも見せました。
　いまの荒んだ社会や「騙しの政治」にちょっとした心遣いが、この先の希望を見いだせる気がします。
　この希望の「四葉」は、奥さんが一枚一枚押し葉にしてビニール袋に入れてくれているそうです。
　花言葉の「私のことを・・・」を置き換えれば、「国民のことを」「日本の将来のこと」「家族・友人のことを」などなどとも思います。野田首相、民主党政権にこそ言ってやりたいものです。もっとも、そうしたことが毛頭にないでしょうから、辞めていただくしかありません。
　運転手のＩさん、ありがとうどございました。

主権はアメリカ？

　オスプレイ配備



　51番目の州　野田首相は16日のテレビ番組で「配備は米政府の方針であり、同盟関係にあるとはいえ、どうしろこうしろという話では基本的にない」と語ったとの新聞報道を読んで唖然とした。
　1960年締結した日米安全保障条約の下で、半世紀以上にわたり日本の国土がアメリカの軍事基地化し、「51番目の州」と揶揄されるほどの従属的性が“この一言で”見事に表現された。
　アメリカにものを言えない政権は、なにも民主党政権が初めてではない。自民党をはじめ歴代政権は、主権者たる日本国民を代表するのではなく「51番目の州」としての役割をここでも果たそうとしている。
　消費税増税と原発再稼働は財界の意向、オスプレイ配備はアメリカの意向を強く受け、まさに財界言いなり、アメリカの言いなりの具体化ではないか。
　いま国民は、こうした政治に各地でＮＯ！を突き付けている

地域医療

公立病院の責務とは　
　秋田市は、「市立秋田総合病院の経営形態検討報告書（素案）」を発表し、「地方独立行政法人」移行への方向を示しました。各地で公立病院の独法化が進む中、地域医療の中核として安心安全な医療の提供が求められていますが、独法化移行でその責務が果たせるのか慎重な検討が必要と考えます。
　秋田市は、独法化移行への理由として、主には●職員定数条例に縛られず柔軟に対応できること　●効率性が図られること　●労働市場に応じた柔軟な給与体系の構築　●予算単年度主義から弾力的な運営等々、何点か上げています。
　そして、「将来にわたり良質で安全な医療を提供できるか」「これまで通り不採算医療、高度医療等の確実な提供が担保される経営体であることを選定の第一条件」を、経営形態を検討する視点として上げています。
　しかし、経営の「効率性」「採算性」「成果主義」「能力主義」を追及することになれば、求められている医療を継続発展させることができるのか。患者への負担や医療従事者への負担への懸念はないのかも慎重に見なければなりません。しかも、「素案」からは、患者や医療従事者からの声が見えてきません。
　9月定例議会には独法化移行の問題が諮られる予定です。市民に知らせ、声を聞く活動を進めなければと考えています。

20万の声、大きな音とは？

眠れぬ金曜日


（写真：日本共産党ホームページから）
　毎週金曜日、総理官邸の前には自分の意志で人々が集まり“原発再稼働反対”の声を上げています。6月29日は20万人の声が上がりました。
　この声に野田首相は「大きな音だね」と語ったと報道されましたが、これほど国民をバカにしたものはありません。だから6日の行動では、「音じゃない！国民の声だ」のプラカードが掲げられました。
　しかし、本当は野田首相には再稼働への怒りの声がはっきりと聞こえ、本音はハラハラドキドキの金曜日になっていることでしょうし、眠れぬ金曜日になっていることに違いありません。
　「増税」「再稼働」「軍用機オスプレー配備」に暴走する民主党野田政権にストップをかけるのは国民の力です。

大雨注意報２

　特に異常なし　
添川、仁別、太平八田・黒沢地域を見回りしてきましたが、河川の水量は若干多めでしたが特に異常はありませんでした。幸い雨は小降りになってきました。しかし、今後の雨に注意が必要です。今水田の稲は順調に育っていますが、局地的な大雨などでの被害が出ないようにと思いながら地域を一巡してきました。