全国初と言うと、何か良いことかと思いきやまったく真逆な判断を9日、秋田県議会は可決した。安保法案=戦争法案の今国会での成立を求める意見書を、自公の賛成で可決した。しかし、報道各社の世論調査でも回を重ねるたびに、戦争法案に反対は増え過半数を超え、安倍首相の説明に疑問の声は7割に上る。そうした中で、今回の自公による意見書の可決は、県議会史上に負の足跡を残した。地元新聞「秋田さきがけ」の10日社説では、「これが県民の声なのか」と疑問を投げかけている。今回の意見書可決によって、県民の意思だと勘違いされては困る。選挙によって県民の付託を受けた県議であっても、県民の意思とかけ離れた自公の強権と驕りに他ならない。賛成した議員みなさん、あなたたちの子や孫や、関わりあるすべての若者が戦争によって殺し殺されるのを望みますか?とても良識ある判断とは思われない。
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