日米安保条約=強行・暴行・治外法権
沖縄で女性に対するアメリカの空軍兵2人による暴行強奪事件が起きた。警察が女性からの通報で2人の兵士が逮捕されたが、あと数時間遅ければ国外に出られ、日本の法律が届かない事態であった。これまでもアメリカ軍の海兵隊兵士などによる犯罪が起こっているが、アメリカの基地に逃げ込めば、日本の警察も司法も手が出せない状況にある。その背景には、日米安保条約があり地位協定が大きな壁となって立ちはだかる「アメリカ言いなり」の世界がある。
国民の声を無視してオスプレーの配備と飛行訓練が強行される異常。女性暴行事件・犯罪に、またも「綱紀粛正を求める」「遺憾の意を表する」という言葉の繰り返すばかり。これでは問題の解決にならないことは、これまでのアメリカ兵の犯罪の歴史が証明している。
主権国家であるなら、アメリカに対し正面から抗議し、日米安保条約の廃棄を申し入れるくらいの覚悟をすべきである。