山茶花談

さざんかだん

春の華

2023-03-12 | ペン画



摘み溜めしれんげの華を

夕餉(ゆうげ)に帰る時刻となれば

立迷ふ春の暮靄(ぼあい)の

土の上(へ)に叩きつけ


※ 中原中也 「春の思ひ出」より



ふと畑を眺めると
所々にレンゲの花の桃色の群れが
見えました。

春が近いと思っていたのに
もうとっくに足元にやって来ていたようです。

昨日は地元のギャラリーの
詩と絵の個展を拝見しに出かけてきました。

入り口に並べられていたのは
花をテーマにされた
詩と対で色鮮やかに刷られた絵でした。



※ " Fishes "  Pen Paper  






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