手作りの穴釜の「窯出し」にお招きいただきました。
同じ市内にある釜です。
写真では小さく見えますが、奥行きがあり、
200個ぐらいの作品が焼けるそうです。
4日間も火を入れて温度を調節し、
交代で番をして、焼いていくそうです。
釜出しは、集まるものにとってお祝いの日。
この日は、作品を作られた方々が集まり、
釜から出てくるどの作品も、
味わいのある形と色。
釉薬を使わない焼き方で、
土の種類や、藁の溶け方、
焼成時の置く場所によっても、置き方によっても、
色合いに変化が生まれるようです。
初めての「窯出し」見学。
作品を作っていない私でさえ、かなりの感動を覚え、
刺激的でした。
この中に、自分の作ったものがあったら、
さらに喜びは大きいのでしょうね。
情熱をもって、何かを生み出すところに、
人は集まるのかなぁ。
みなさん気さくな人ばかり。すごく心地の良い空間でした。
お食事と交流にもお招きに預かり、感謝でした。
お招きくださったご夫婦は、準備など大変だったろうと思いますが、
「本当に、良く来てくださいましたね。」
と何度もお声をかけてくださり、本当に心地よく迎えてくださいました。
「おもてなし」って、こういうことなんだなぁと実感する一日でした。
この心地よいおもてなしエッセンスを是非いただきたいなぁと思うのでした。
(スタッフ・みーこ)