先週のレースで落馬した藤岡康太騎手が亡くなりました。
メディアでも大きく取り上げられてましたので、多くの方がご覧になったと思います。
まだ35歳でした。ずいぶん昔から活躍していたイメージがありますが、17年ですもんね。
父藤岡健一厩舎がありましたので、多くの馬に乗ってましたがここ数年は特に目を見張る活躍でやはり昨年代打騎乗でG1勝を収めたマイルCSはお見事でした。
キャリアハイの中、幼いお子さまを残して旅立たれるのはさぞや無念かと思います。
同期の浜中騎手や武豊会長、アンカツさんからゴドルフィンまで多くの方から弔いのメッセージが溢れて、その意味ではSNSの発達した時代で私の悲しすぎる気持ちも少しみんなで癒しあえたかなと思います。
正直、昨日はショックすぎて一瞬茫然自失になってしまったので私自身はSNSがあって良かったです。ある意味、良い時代になったかな。
藤岡康太騎手には、ブランネージュがデビューからお世話になりました。
当時は「なんで藤岡弟やねん」と思っていた生意気な自分もいましたし、失礼なコメントを書いてしまいました。ですが、結局生涯21戦のうち9戦乗ってもらいかもめ島特別に勝ってくれました!
私の初期の思い出の馬、ブランネージュの実は主戦が藤岡康太騎手でした。
他の馬ではあまりご縁がありませんでしたが、今回のことで知れば知るほど本当に気のいい騎手だったようで皆さんからの追悼に涙が出てきます。
昨日はソングライン仲間とお食事会でした。
詳細は書きませんが聞いたところではなかなか大きな事故だったようで、なんとか助からないかと思っていたところでしたが本当に残念でなりません。でも、その仲間と話ができたことでまた心が軽くなりました。話ができる仲間の存在もありがたかったです。
競馬に事故はつきもの、といえど起こらないことが何より大切です。
月並みですが、全馬全員無事に帰ってくる。
やはり生涯コレこそが一番の目標です。
今回のことで藤岡祐介騎手が悲しみの中にあるにも関わらず強く前向きなメッセージを出していらっしゃいました。
人として強く、優しいその人柄にとても尊敬を覚えます。同時にどんなに覚悟があるのかと、改めて我々が日々競馬を土日中心に楽しめて地方では毎日競馬があるこの環境が強く魂を持つプロの方々に支えられたものか、実感します。
藤岡康太さん。
多くの競馬ファンを楽しませてくれてありがとうございました。
あなたのことを思い出し、そしてまた明日からの競馬も楽しんでいくことにします。
とても悲しい気持ちですが、それでも競馬が感動する素敵な競技であると伝えて行くことを続けますね。
本当にお疲れ様でした。ゆっくりお休みください。
合掌🙏
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