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ソングライン :安田記念(G1)2連覇・ヴィクトリアマイル(G1)

アグネスデジタル、死す

2021-12-08 21:43:00 | 競馬全般



※ビッグレッドファームの写真より

デジタル、ありがとう。
大好きな馬でした。

アグネスデジタルが亡くなりました。
放牧中の事故で安楽死ということで、24歳でした。

今年17年に渡る長い種牡馬生活を終えて余生を過ごすために移動したばかりでした。
残念ですが、これも宿命でしょうか。

私自身、思い出に残る馬として好きな馬の5指に必ず入れている馬の一頭でした。
・ライスシャワー
・クロフネ
・ホクトベガ
・アグネスデジタル
・グラスワンダー

デジタルの魅力はやはり二刀流ですが、とにかくマイルCSと天皇賞・秋でぶったまげた記憶と、南部杯とフェブラリーで
「強いなぁ」と感じた記憶。

2001年の香港では、史上初の一日3勝。
ちょうど一昨年には
・ヴァーズ(グローリーヴェイズ)
・マイル(アドマイヤマーズ)
・カップ(ウインブライト)
がありました。

その先駆けが、2001年で
・ヴァーズ(ステイゴールド )
・マイル(エイシンプレストン)
・カップ(アグネスデジタル)
でした。

輝く栗毛に、躍動する柔らかな身体。
どんなポジションからでも、どんな状況でも。そしてどんな馬場でも強い。
前年全勝のテイエムオペラオーに初めて勝ったのは大阪杯のトーホウドリームでしたが、引導を渡したのはデジタルとJCのジャングルポケットでしょう。

最盛期のデジタルは前でも後ろでも、芝でも砂でもとにかくきちんと伸びてくる。
周りに関係なく自分の競馬で勝つ。

「強く鋭く、カッコいい」

アグネスデジタルは、私自身の憧れる生き方をした自分の競馬史に残る名ホースでした。

2000〜2001年頃は自分自身も未来に悩んでいた時期で、彼に何度励まされたかしれません。

そうだ、強くあろう。
自分の道を、進め。
異端児だって、いいじゃないか。
強さは、正義だ。

アグネスデジタルにもらったメッセージを胸に今生きています。

真の勇者は戦場を選ばない。




友人が私に送ってくれた、JRAのポスターです。今でも大切に持っています。

そして、2018年にビッグレッドファームで会うことができました。




憧れの背中は、やっぱり憧れの輝きでした✨

32戦12勝。
G1を6勝。
・マイルCS
・マイルCS南部杯
・天皇賞(秋)
・香港カップ
・フェブラリーステークス
・安田記念
その他、GⅡ/GⅢを4勝で重賞は10勝。

エイシンプレストンとクイーン・エリザベス2世ステークスで1-2とかもありましたね。

福永祐一、的場均、四位洋文と32戦もの長い戦いを3人の名手が共に戦った名馬でした。

種牡馬としても843頭の産駒を残しました。ヤマニンキングリーと、特にカゼノコのJDD制覇は印象的でしたね。

他にもアスカノロマン、グランプリエンゼル、ダイシンオレンジなど個性的で芝もダートも産駒が走りました。

現役ではダイメイフジがまだ頑張ってます。最後の産駒は2020年産まれ。
もう少しだけ馬柱の父欄でも見れそうです。

最近ではウマ娘か。
ネットで上がるたくさんのコメントを見ていると、愛された彼の姿が浮かびますね。
とにかく、レースと違う印象で優しくて大人しくて賢い馬だったと思います。

そうか、俺の5大好きな馬も残るはグラスワンダーだけか。
時代を感じますね。

でも、あの日々は色褪せない。
躍動した栗毛の輝きも、僕たちを感動させてくれた芝と砂を縦横無尽に駆けた姿も。
白井先生と渡辺オーナーの笑顔も。
ある意味私が競馬を大好きになるトドメの一撃をくれた馬。

素晴らしい、一時代を作った名馬でした。
アグネスデジタル、安らかに。

そして、本当にありがとう。

最後にもう一度だけ。
大好きでした!!!




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