カルマンフィルター、デビュー戦は競馬にならず9着

2023年07月08日 美浦ＴＣ在厩

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7月8日(土)福島･新馬戦(芝1800ｍ)に55kg吉田豊騎手で出走･デビューし、馬体重は480kgでした。

レースでは、スタートを五分に出たあと、少し押して前めに。4番手で1コーナーに向かい、コーナーワークで5･6番手の外につけました。そのまま1･2コーナーを回って向正面へ。流れに乗って3コーナーへ突入したものの、ペースが上がったところで置かれてしまい、9番手まで後退しました。4コーナーをカーブし、直線に入ってからも脚を伸ばすことはできず、勝ち馬から2.8秒差の9着で入線しています。

「落ち着きすぎていたように、競馬ということがまだ分かっていない様子でした。勝負どころでペースが上がった際、スイッチが入らなかったですね。いいものは持っていますので、使っていけば変わってくるでしょう」(吉田豊騎手)
「調教でいい動きを見せていたので期待して送り出しましたが、結果を残せず申し訳ございませんでした。きちんと走っていない感じで、レース後、すぐに息が入りましたし、ケロッとした様子で飼い葉も食べていました。実戦を経験させれば変わるはずで、このまま続戦することを検討していきます。次走にあらためてご期待ください」(戸田調教師)

【レポートの転載につき、G1サラブレッドクラブの許可を頂いております】

無念です。

現地応援をしたカルマンフィルターのデビュー戦。

正直、パドックに出てきた時に「これは勝ったな」と思いました。そのくらい、馬体は他より仕上がっていましたし、半姉リトミカメンテに劣らない素晴らしい動きでした。

パドックではカルマンフィルターの一口出資者の方とお会いして「では後ほど口どりで！」と冗談を交わした程。

まさかの惨敗に衝撃でした。

昨日は福島競馬場現地でソングラインの馬友(福島在住)とレースを見てました。

スタートは良かった。

まずまず、無事に出て外枠だったけどきちんと取り付いていきました。

向正面で2〜3コーナーから順当に進めているのを見て、その時点でも「これはいけるかもしれない」と感じました。

そこで、ジ・エンド。

4コーナーが近づくと不意に手ごたえが怪しくなり吉田豊騎手の手が動き始めます。

直線を向いた時にはすでに後方となり、私も仲間も一緒に見ていた妻も「こりゃダメだ」と諦める展開。

流れ込むようなゴールでしたので、まあビリじゃなかっただけマシ程度。

今日は最後レースしてなかったですね。

いやー、やる気が無いとこんなに走らないものかとビックリしました。

帰ってきた馬を見ても元気そうでした。

吉田豊騎手は仕方ないって感じでしたが、戸田先生が異常に悲しそうにしていたのが印象的。

我々と同じく、本気で勝てると信じてたんだろうなぁ。先生、お気持ちよくわかります。

戸田先生は現在499勝。

この週末で500勝を達成して欲しいし、それがカルマンフィルターであって欲しかったので残念です！

ともあれ、怪我とかではなさそうだし続戦になりそうなので少し様子を見ましょう。

今日の感じだと本気で走ってないものの、そうも言ってられないので次走の変わり身に期待するしかありません。

デビュー戦は残念でした。

また、応援に行きます。

↓7/8福島競馬場