2022年05月15日 美浦TC在厩
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5月15日(日)東京11R・ヴィクトリアマイル(G1・芝1600m牝馬限定戦)に55kg池添騎手で出走し、勝ち馬から0秒3差の5着、馬体重は486kgでした。レースは中団を追走、道中馬群の中を進みました。その位置で最後の直線を迎え、残り500m付近で仕掛けると、長く良い脚を使って追い込んできましたが、惜しくも届きませんでした。
レース後、林調教師は「スタートは五分に出てくれましたが、外の馬が内に移動してきて、道中タイトなポジションで進める形となりました。3コーナー手前では前の馬に接近して躓いてしまいました。最後の直線では池添騎手が追ってから良い脚をみせてくれましたが、1351ターフスプリントや富士Sでみせた反応の良さがなく、道中の厳しい流れが影響したのかもしれません。レース後、疲れの回復が早ければ、6月5日(日)東京・安田記念(G1・芝1600m)に出走予定です」と話しています。
【レポートの転載につき、サンデーサラブレッドクラブの許可を頂いております】
ソングライン、3度目のG1挑戦は5着。
結果的にずっと連対してきた府中のマイルで初めて複勝圏外となりました。
パドックでは抜群の気配でした。
体が一回り大きくなり、こちらも思わず「デカっ」と声が出るくらい。
ヴィクトリアマイルらしく華やかな雰囲気で、誘導馬もドレスのお姫様で素晴らしかったですね。
ただ、残念ながらデアリングタクトが久々ということもあるのか前にいなくて
ポツンと先頭を歩く形になってしまいました。
いつもながらのんびりと周回していました。今日は少し煩かったかな。
何度かチャカチャカして、引き手に促される仕草があったのが気になりましたが
とにかく雰囲気と馬体は最高でした。
馬体重は486kgで過去最高。
元々調教後の馬体重が500kgなことを考えると、だいぶ馬自身も絞ってきたのかと思われました。
返し馬では、先頭で出てきてパーっと半周走っていきました。
動きも悪くなかったと思いますが、こちらもデアリングタクトがいなかった為
やや開すぎていた。
そして迎えたレース。
スタートは無事に出ましたが、直後に6番ディヴィーナが内に切り込んできて
口を上げるほどの仕草を見せました。
レイパパレもスタートは躓く仕草で、波乱のスタートでした。
その後、向正面では外から11番ファインルージュに閉められて、さらに下がってきた6番ディヴィーナに今度は前から突撃されてガクッと池添騎手が尻餅をつく程。
結果、3〜4コーナーを回って直線を10番手くらいで迎える形になりました。
ソングラインとしてはこの形からでも外に出して勝ったこともある。
池添騎手は外に出そうとしますが、今度はファインルージュが右に振って外に。
蓋をされてしまい内に進路を取り直し。
ソダシが抜け出しを図るところ、後方6〜7番手から追いかけますが残り300m。
元々切れる脚が使えるのでもないのですが、コメントの通り富士ステークスや1351ターフスプリントのような迫力がありませんでした。
確かに道中が影響したかな。
最後はファインルージュ、レシステンシア。そして逃げたローザノワールも交わせない形となり5着。
現地で見ていた限り3着はあるかな?
と思いましたので5着だったのは最後追い込み方の差もあるかと思います。
ということでソングラインのヴィクトリアマイルは掲示板に載るところまで。
いやー、残念!!
ソングライン出資メンバーで見ていましたが、みんな非常に微妙な表情をしておりました。
こんなはずじゃない、でもこれも競馬。
不利がなければ…。
色々と考えるところはありますが、まずは道中の不利が特に大きな怪我等では無さそうで良かったです。
無事に帰ってきたことを感謝します。
そして、レポートの最後「安田記念へ続戦」は驚かされました!
もしかして、あるかも?とは思ってましたがまさかの続戦。
元々は一戦ごとに消耗するタイプなので今日の時点でお釣りはないかと思ってましたが、
中2週でもう一度G1いけるのか!?
ですがノーザンとクラブと林徹厩舎の判断であればいけるという判断が出るなら期待したいです。
メイケイエールが池添謙一騎手だと思うので、鞍上は誰だ?
デビュー戦を乗ったレーン騎手かな。
兎にも角にも、今日は悔しいヴィクトリアマイルとなりました。
一口馬主はほとんどのレースが負け。
だからこそたまに勝つのが嬉しい。
わかっているけど、やっぱり悔しい笑
あと、驚かされたのはソダシ人気!
今日競馬場に着いたのが12時過ぎでしたがパドックに陣取った人たちが全く動きません。
メインのパドックでソダシが入ってきたら
「キャー!」という声。
そしてレースは圧巻の優勝!
泣いている方もいましたし、みんなが写真を撮っていて、その人気は凄まじかったです。
吉田隼人騎手が「1ヶ月前から緊張していて勝ったのではしゃいでしまいました」という程で、この馬に乗ることもまた相当なプレッシャーとの戦いなんでしょう。
桜花賞馬がフェブラリーステークスで3着、であればレッツゴードンキ等多少例はありますが
フェブラリーの後に同じ東京マイルではヴィクトリアマイルを堂々と真ん中から割ってきて勝つなんて少し前では想像もできないレース。
やはりスーパーホースですね。
恐れ入りました。
色々な意味で非常に印象的なヴィクトリアマイルでした。
次なる戦いに、またソングラインと共に向かえるのを楽しみにしています。
まずは、厩舎でちゃんと見てもらって、無事でもしかしたら本当に安田記念に出るならばまた全力で応援します!
ソングライン、まずはお疲れ様。
また頑張ろうね✨
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