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ソングライン :安田記念(G1)2連覇・ヴィクトリアマイル(G1)

「ダービー馬」の誕生日

2016-05-28 08:38:58 | 馬券
いよいよ、日本ダービー。

心踊る瞬間が、すぐそこですね。

そう、また一頭のダービー馬が生まれる日です。

皐月賞で、過去20年の皐月賞馬の誕生日を調べました。たくさんの反響を頂きありがとうございます。

"皐月賞3強"が全て1月生まれなことを当時指摘しました(マウントロブソンも)。そしてここ20年皐月賞を勝った馬に1月生まれはいないとわかりました。
結局勝ったのは3月生まれのディーマジェスティ。
私も最後まで自分の論理が信じられずマウントロブソンから3強へ買って取りこぼしましたが、、、( ̄◇ ̄;)
1月生まれじゃないよね!って1月生まれから買うとかどうかしてますね。
「予想上手の馬券下手」をそろそろ卒業し、ダービーこそその反省を生かしたいです。えっ?予想上手じゃないって?
いやいやいやいや…汗)
そんなことはありませんよ。見ていて下さい(笑)

ということで、懲りもせずwダービー馬の誕生日。
おそらく予想サイトを見渡しても誰もやらないであろうこのファクターですが、ワンアンドオンリーの時は皇太子殿下と横山騎手とワンアンドオンリーの誕生日が同じ!というサインだったと話題にもなっています。
そしてJRAからの公式データも検討し、今年のダービーはきっちり勝たせて頂きましょう!

今回は3着までを20年、優勝馬は35年振り返ります。
馬名前の番号は馬番です。

【東京優駿(日本ダービー)】
◆2015年
1着:14ドゥラメンテ・3/22
2着:02サトノラーゼン・3/13
3着:11サトノクラウン・3/10

◆2014年
1着:01ワンアンドオンリー・2/23
2着:13イスラボニータ・5/21
3着:03マイネルフロスト・3/8

◆2013年
1着:01キズナ・3/5
2着:09エピファネイア・2/11
3着:03アポロソニック・4/2

◆2012年
1着:10ディープブリランテ・5/8
2着:11フェノーメノ・4/20
3着:14トーセンホマレボシ・3/23

◆2011年
1着:05オルフェーヴル・5/14
2着:01ウインバリアシオン・4/10
3着:07ベルシャザール・4/25

◆2010年
1着:01エイシンフラッシュ・3/27
2着:08ローズキングダム・5/10
3着:07ヴィクトワールピサ・3/31

◆2009年
1着:01ロジユニヴァース・3/11
2着:12リーチザクラウン・2/5
3着:10アントニオバローズ・4/24

◆2008年
1着:01ディープスカイ・4/24
2着:07スマイルジャック・3/8
3着:03ブラックシェル・1/31

◆2007年
1着:03ウォッカ・4/4
2着:16アサクサキングス・3/23
3着:14アドマイヤオーラ・2/19

◆2006年
1着:02メイショウサムソン・3/7
2着:06アドマイヤメイン・3/13
3着:15ドリームパスポート・3/14

◆2005年
1着:05ディープインパクト・3/25
2着:07インティライミ・4/6
3着:15シックスセンス・3/5

◆2004年
1着:12キングカメハメハ・3/20
2着:05ハーツクライ・4/15
3着:17ハイアーゲーム・2/27

◆2003年
1着:13ネオユニヴァース・5/21
2着:03ゼンノロブロイ・3/27
3着:18ザッツザプレンティ・5/26

◆2002年
1着:03タニノギムレット・5/4
2着:11シンボリクリスエス・1/21
3着:08マチカネアカツキ・4/13

◆2001年
1着:18ジャングルポケット・5/7
2着:09ダンツフレーム・4/19
3着:06ダンシングカラー・3/13

◆2000年
1着:04アグネスフライト・3/2
2着:02エアシャカール・2/26
3着:13アタラクシア・2/23

◆1999年
1着:02アドマイヤベガ・3/12
2着:11ナリタトップロード・4/4
3着:14テイエムオペラオー・3/13

◆1998年
1着:05スペシャルウィーク・5/2
2着:16ボールドエンペラー・4/28
3着:15ダイワスペリアー・5/15

◆1997年
1着:18サニーブライアン・4/23
2着:05シルクジャスティス・3/18
3着:15メジロブライト・4/19

◆1996年
1着:13フサイチコンコルド・2/11
2着:03ダンスインザダーク・6/5
3着:15メイショウジェニエ・5/10

◆1995年
1着:14タヤスツヨシ・4/26
2着:13ジェニュイン・4/28
3着:11オートマチック・2/20

◆1994年
1着:17ナリタブライアン・5/3
2着:04エアダブリン・4/21
3着:05ヤシマソブリン・4/10


と22年振り返ってみました。

22年と中途半端な年数にしたのは、ただナリタブライアンを入れたかったからです(笑)


さて、、

仮説は確信に変わりますね。

1月生まれって、勝ってない。
過去22年のダービーという我が国の競馬の頂上。
その頂に立った22頭の馬は、全て2月~5月が誕生日


2着がたった1頭。シンボリクリスエス。

3着もたった1頭。ブラックシェル。


2月生まれも、優勝馬は皐月賞ではエアシャカール1頭だけでした。ダービーではワンアンドオンリーとフサイチコンコルド、2頭に増えました。が圧倒的に少ないですね。

あと超珍しいのがダンスインザダークの6月。
あとにも先にもいないっすね。絶対数が少ないから。
でもこの馬も菊花賞を超絶レースで制しました。
そこが成長のピークだったかもしれませんね。

さて、続けてあと15年勝ち馬の誕生日を見てみましょう。

◆1993年
1着:10ウイニングチケット・3/21

◆1992年
1着:15ミホノブルボン・4/25
---------この年から18頭立て

◆1991年
1着:20トウカイテイオー・4/20

◆1990年
1着:12アイネスフウジン・4/10

◆1989年
1着:03ウイナーズサークル・4/10

◆1988年
1着:05サクラチヨノオー・2/19

◆1987年
1着:08メリーナイス・3/22

◆1986年
1着:06ダイナガリバー・3/23

◆1985年
1着:16シリウスシンボリ・3/26

◆1984年
1着:10シンボリルドルフ・3/13
---------この年からG1

◆1983年
1着:12ミスターシービー・4/7

◆1982年
1着:17バンブーアトラス・4/27

◆1981年
1着:03カツトップエース・4/20

◆1980年
1着:04オペックホース・3/5

過去、35年間を調べました。

結論:1月生まれのダービー馬は35年間存在しない

もちろん歴史は覆えるものです。
今年の桜花賞馬のジュエラーも1月生まれ。
そして1月生まれの活躍馬はもちろんたくさんいます。

ただ、皐月賞とダービーをここ数十年勝ってない。
それだけは変わらぬ事実のようです。

では今年の登録馬を見てみましょう。
*赤色は下記の得意条件

◆01ディーマジェスティ 服部牧場・嶋田賢・二ノ宮敬宇・蛯名正義・3/24

◆02マイネルハニー 高昭牧場・ラフィアン・栗田博憲・柴田大知・5/10

◆03マカヒキ ノーザンF・金子真人HLD・友道康夫・ 川田将雅・1/28

◆04レインボーライン ノーザンF・三田昌広・浅見秀一・福永祐一・4/1

◆05エアスピネル 社台F・ラッキーフィールド・笹田和秀・武豊・2/10

◆06アグネスフォルテ 富田牧場・渡辺久美子・長浜博之・松山弘平5/8

◆07ロードクエスト 様似堀牧場・ロードホースクラブ・小島茂之・岩田康誠3/6

◆08サトノダイヤモンド ノーザンF・里見治・池江泰寿ルメール・1/30

◆09マウントロブソン ノーザンF・金子真人HLD・堀宣行Tベリー・1/30

◆10スマートオーディン スカイビーチステーブル・大川徹・松田国英・戸崎圭太・2/20

◆11アージュローズ ノーザンF・キャロットファーム・古賀慎明・ボウマン・5/19

◆12リオンディーズ ノーザンF・キャロットファーム・角居勝彦・Mデムーロ・1/29

◆13レッドエルディスト ノーザンF・東京ホースレーシング・笹田和秀・四位洋文・2/19

◆14ヴァンキッシュラン 社台F・島川隆哉・角居勝彦・内田博幸・3/18

◆15イモータル ノーザンF・金子真人HD・須貝尚介・石川悠起人・1/29

◆16ブレイブスマッシュ エスティファーム・島川隆哉・小笠倫弘・横山典弘・3/22

◆17プロフェット ノーザンF・キャロットファーム・池江泰寿・ 浜中俊・2/27

◆18プロティカルザン ノーザンF・金子真人HD・国枝栄・田辺裕信・2/22

3強と呼ばれた馬を含む5頭が1月生まれ。
また史上初の4頭出しの金子真人オーナーはなんと4頭中3頭が1月生まれでした。

赤い文字は、この条件に強い騎手と厩舎。

過去5年、騎手別では勝率が高い順に
1.蛯名正義…21.3%
2.岩田康誠…19.4%
3.戸崎圭太…16.9%

ルメール・デムーロは実数が少ないが13%、次いで内田博幸12%。あとは武豊、ベリーまで。
騎手からも有力馬には好材料。
ますます3頭とマウントロブソンに迷いますねw

調教師では、
1.久保田...26.7%(不出走)
2.石坂正…23.1%(不出走)
3.鹿戸 …20.6%(不出走)
なんとトップ3は揃って不在。
次点グループから池江16%(6勝)、友道20%(5勝)、堀13%(4勝)。

種牡馬では
1.ディープインパクト…15.5%(25勝)
2.ハービンジャー…14.8%
3.ゼンノロブロイ…12.9%
次点グループでステイゴールド10%(13勝)、キングカメハメハ11%(11勝)、ハーツクライ10%(10勝)

この5年間東京芝2,400m128レースを対象にしていますが、1~5番の馬番が勝ち馬の55%を占めます。
とかく勝つということに関しては5番までが有利です。


そして1月生まれを除いた1~5番…


今年もJRAからプレレーティングが出ています。
一つの指標として、JRAによる格付けがなされていますので参考にしましょう。直近を優先し数値順に並べ替え。

2015は2015年度JPNランキング、2016年度は現時点。
最高評価点のレースを抽出。

◆119ディーマジェスティ 皐月賞1着
◆116マカヒキ 弥生賞1着、皐月賞2着
◆115リオンディーズ 弥生賞2着
◆114サトノダイヤモンド 皐月賞3着
◆114ロードクエスト NHKマイルC3着
---------
◆113エアスピネル 皐月賞4着
◆113レインボーライン NHKマイルC3着
◆112ヴァンキッシュラン 青葉賞1着
◆111スマートオーディン 京都新聞杯1着
◆111マウントロブソン 皐月賞6着
◆110レッドエルディスト 青葉賞2着
---------
◆109プロフェット 京成杯1着
◆109マイネルハニー スプリングS2着
◆109アグネスフォルテ 京都新聞杯2着
◆107アジュールローズ プリンシパルS1着
◆107イモータル 共同通信杯2着
◆103プロディガルサン 青葉賞4着
◆103ブレイブスマッシュ ファルコンS2着

これを見ると一目瞭然ですね。
皐月賞についていろいろな評価があるようですが、やはり抜群の評価であったということです。


「最も運の強い馬が勝つ」というダービー。


その賜杯は誰の手に。

私は、迷うことなく
◎ディーマジェスティ


ここまでのレースぶりは秀逸。
足元の弱い母系ですので大事に使われてきましたが、
ここ一番にかける想いは他の陣営同様、いやそれ以上。

そしてこの馬が勝つべき理由があると感じます。
騎手、蛯名正義。
武豊騎手の同期にして、いまだダービー無冠。
フェノーメノ・イスラボニータで掴みかけた栄冠に今度こそ。47歳の今、有力馬でダービーに 今年にかける意気込みは並々ならぬものがあると想像に難くないでしょう。あの武豊が10回目で制覇。蛯名正義24回目の挑戦です。今年は勝ちたいと、ハッキリ口にしました。

もちろん、5大競争制覇のかかる○マカヒキ(川田騎手)と、過去10年連対率22%の京都新聞杯勝ち馬▲スマートオーディン(戸崎騎手)と連対率30%でその3頭は全て2着(すっごいイメージある!)青葉賞勝ち馬△ヴァンキッシュラン(内田騎手)までは手厚く抑えたい。
懲りずにまた▲ロードクエスト(岩田騎手)もトライw。


ただ、勝つ馬という理由はもう一つ。


馬主としては個人馬主が13頭。
金子さんの4頭出しは本当に馬主の極み。素晴らしい相馬眼と、社台グループとの密な連携。社台/サンデー/G1と我々のクラブが1頭も出走できなかったのは残念ですが、今年(2013年産駒)は個人馬主の年だということ。
もちろん、3頭も出走させたキャロットは凄い!
あとはロードクエストとレッドエルディスト、今年はクラブがマイノリティのダービーですね。
だからこそ個人馬主の方々に勝って頂きたい。

1978年から馬主をされているディーマジェスティの嶋田賢オーナー。キング○○(キングオブロマネ等)とか、パリ○○(パリカラノテガミ等)もいますがのべ90頭に出資されて最高賞金額の活躍をしたのがホエールキャプチャ。その次に賞金を稼いでいるのがディーマジェスティ(その次は兄セイクレッドレーヴです、日曜府中9Rに出走!)。ディーマジェスティ出生地である新ひだかの服部牧場さんとも2002年から持ち馬の約半分くらいを同牧場から、そしてシンコーファムの残った血統を受け継ぎ、個人の牧場を中心に地元千葉のサラブレッドセールでも購入されています。服部牧場はユニオンの株主、そして古くはイシノサンデーの生産牧場ですね。育成は日高の木村牧場で。サンデーサイレンス第一世代のイシノサンデーに続き、その息子ディープインパクトの産駒が日高の生産者に夢を届けるダービーになるのです。
そして何よりもここに勝つ理由があります。
日高の血とディーマジェスティ。
服部牧場と嶋田オーナー。
その物語は、20年前の藤沢和雄調教師とシンコーファムのシンコウ・安田オーナーまで遡ります。そう、ディーマジェスティーの祖母シンコウエルメスへ…

詳しくは、スポーツ報知の全10回にわたる渾身の力作
ディーマジェスティ物語 軌跡」をご覧ください。
【スポーツ報知のリンクまとめへ】

競馬が、馬が好きな人なら応援したくなる奇跡。
そして人と馬が紡ぐ20年の物語。
これこそが競馬。血と智と地の結晶です。

かつて騎手として頂点を極めながら勝てなかったダービー。武豊の悲願を叶えた日高の夢スペシャルウィーク。
今年のダービーでは、皐月賞馬が武豊の同期を鞍上に日高の夢を乗せて。勝ってほしい。

何度も言いますが今年のダービーは
・親子制覇
・悲願達成

◎から、蛯名騎手に全てを託します。

ダービー馬は、君だ。


◎ディーマジェスティ


4/17に勝った皐月賞馬が5/29にダービーを行う場合
4頭がダービーも制し二冠馬に、うち3頭もが三冠馬になっています。

奇しくもその3頭の三冠馬は
・ミスターシービー
・ナリタブライアン

そして
ディープインパクト

そう、父と同じ道を歩む息子、は同じレースを歩むマカヒキだけではないのです。父と同じ日に皐月賞、そしてダービーを勝ち、ディーマジェスティが名馬への階段を上る。

蛯名騎手、よろしくお願いします。
何もできませんが、日曜日はスタンドから心の限り応援させて頂きます。

明日はダービー馬の誕生日です。


過去のダービーを振り返れば「前走負けた重賞勝ち馬」
特に距離適性が向いてないとか別路線とかが人気を落とす傾向にあるようです。

今回で言えばエアスピネル(デイリー杯2歳)、ロードクエスト(新潟2歳)、ブレイブスマッシュ(ロイヤルカップ)といった2歳戦勝ち馬はもちろん、レインボーライン(アーリントンカップ)、マウントロブソン(スプリングステークス)、プロフェット(京成杯)といった面々もヒモで穴を開ける可能性があるんじゃないでしょうか。


東京優駿(日本ダービー)2016予想

01 ディーマジェスティ
○03 マカヒキ
▲07 ロードクエスト
▲10 スマートオーディン
△14 ヴァンキッシュラン
×04 レインボーライン
×05 エアスピネル
×08 サトノダイヤモンド
×09 マウントロブソン
×15 イモータル
×16ブレイブスマッシュ
×17 プロフェット


伝説第1章の完成を見届ける日です。


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