「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という諺がありますが、40代になって自営業になってからは特に若いうちの苦労がありがたいものだとわかるようになってきました。
今となればストレスで胃が痛くなるような営業の仕事、理不尽な事も人間関係の事やお金で苦労した事などはたぶん普通の人よりは少しだけ苦労も多かったように思います。
大事なのはせっかくの与えられた苦労は誰かの助けを借りるにせよ自分なりに正面から考えて経験として次に活かす事です。
不思議な物でこの積み重ねがいつの間にか苦労や困難をあまりストレスと感じなくなります。トラブルはネガティブな面だけでなく仕事であればテコ入れをしていく段階で、そこからまた新しい考えや展開が生れてくるワクワク感を楽しむようにしています。無事に乗り越えれば結果的に「あの時あのトラブルがあったお蔭で良かったな」と感じる物です。
ちょうどトレーニングで言う所の「オーバーロードの原則」と同じで、最初はあんな重たい重量は無理だと思っていた重さが地道にトレーニングを重ねていく事で挙げられるようになっていく過程と全く同じなのかなと思います。