合戸選手の応援に行ってきました。

昨日は栗田さんと宮原君にジムを任せて普段とてもお世話になっている合戸選手の日本選手権の応援に東京に行ってきました。

合戸選手は昨年、怪我で出場を断念してからの復帰戦です。
東京に向かう新幹線で怪我の為に満足な状態でのトレーニングが出来ないままに調整を進めてきたという話を聞きました。
私ならばいや普通の人ならば無理だろう、とっくに諦めてしまうだろうという状況です。
この状況で全日本4位という結果を残すのが超人的です。

合戸さんのメンタルの強さというのは私には想像がつかない領域です。それを今日一日であらためて感じました。
勝負所での戦い方、やれる事をきっちりとやる事の意味、やれる事を丁寧にやってベストでない状態でもしっかりと結果を残す事がどれほどの事かというのがわかります。

ボディビルをやっていて合戸選手と出会った事で様々な事をいつも勉強させてもらっています。
人として本物の強さとは何か、男としての器の大きさ、精神的な強さや考え方。
最近特に想う事ですが、歳を重ねるカッコ良さとは生き方そのもののカッコ良さなんだという事です。

帰りの車の中で「明日からまた頑張るか。」と思っていると隣で運転していた大角選手が「菊川に早く着きそうなんで腕のトレーニングをやっていっていいですか？」と聞いて来ました。
この差だななんて思います。
私のメンタルは周りの人によって左右されるのですが本当に恵まれています。