今年の大会は初の2日間開催という事で過去最大の規模と予算で行いました。
準備にもっとも時間と予算をかけたのが会場に設置した巨大スクリーンです。
これには東京から大阪までたくさんの業者を当たり予算的にも難しいとあきらめかけたところに「うちで出来ますよ。」と声をかけてくれたのがS&C会員で毎年大会ポスターやパンフなど一式の世話になっている(株)スタートアップの福田君でした。
スタートアップさんなら福田源太君、徳成君兄弟がS&Cの選手として大会でも活躍しているので大会進行の流れも撮影のポイントも細かい説明抜きでやってもらえます。遠くから撮影スタッフを派遣してもらうだけで宿泊費などもかさんでしまうので地元の撮影スタッフなら問題も解決です。
灯台下暗しという言葉がありますが、まさかこんなにも身近に問題解決をしてくれる人がいたなんてという感じです。
前例のない事を実行していくというのはとても大変な事ですが、今回の巨大スクリーンの設置には(株)スタートアップさんとボディビル映像に関しては世界的にも有名なプロカメラマン岡部みつるさんの協力なしでは実現出来ない物でした。
今まで築いてきた人間関係や信頼関係というのは私にとってはとても大事な物だと改めて思います。
自画自賛になってしまいますが、巨大スクリーンの効果は選手の表情までもが観客に伝わり私が今まで見てきたたくさんの国内の大会の中では最も感動が伝わりやすいコンテストだったと思っています。
他団体ではとっくにやっている事ですが、JBBFでもこのくらいの大会運営がスタンダードになっていってほしいと願います。
今回は巨大スクリーンに加えて角田信朗さんのMCによる進行、ゲストにはものすごいバルクで人気のボディビルダーのジュラシック木澤選手、そして先日アジアチャンピオンを獲得した直後でゲストに来てくれた安井友梨選手と超豪華な布陣で見に来て頂いた観客の皆さんにも大好評だったと思います。
今回の準備も本音を言えばものすごく大変でした。
連日深夜遅くまでかかる準備に気が滅入りそうになることもありましたが選手の頑張りに支えられ、「自分たちはボディビルへの恩返しをしなくてはいけないね」という大先輩の言葉が耳によぎり頑張ることが出来ました。
この最高の舞台で選手たちの最高のポージングを見る事が出来て、そして大角選手、三浦選手、パトリシア選手の優勝はじめS&Cの選手の皆さんの活躍で費やした苦労も時間も報われました。