日々日々日記

過去の事 現在の事織り交ぜて
淡々と綴ります。

風雨の強い日の思い出

2010-03-15 20:27:48 | 日記
今日は朝から雨も風も強くて出かけるのがおっくうになる。
それでも信金が集金に来る日なのでお金の準備をする前に、担当行員に電話入れてみた。
「外回りに出てます」に、え~こんな日に?じゃいいです来られるのをお待ちしています。
仕方ない出金にいってくるか!と車を出すと
お年寄りがカッパ着て傘さして老人車を運転しているのが見えた。
あ~ぁ、あれじゃあびしょぬれになっちゃうじゃない?お気の毒に‥
そう思った瞬間、中学生のころを思い出した。
とにかく朝から横殴りの風雨で、20分もかかる学校までどうして行こうと思う間もなく
母親が濡れたら風邪ひくからと、ビニールの風呂敷をスカートに巻き
傘は役に立たないからと背中にもビニールの風呂敷‥
まるでコモを巻かれた大木みたいな格好に「いやや恥ずかしいやんか!」
抵抗したが途中までついて来るのでどうしようもない。
親の姿が見えなくなるとすぐ脱ぎ捨てたが学校はもうそこ。
ここまでは誰にも見られないですみヤレヤレ良かったワ恥をかかずに済んだと嬉しかった。
ほとんどの人はびしょぬれで座っているイスから雫がたれている人もいた。
1時限目が終わる直前2時限目から休校にすると放送があり、
濡れて寒さに震えている友達もみんな大歓声だった。
アンタだけどうして濡れんかったん?聞かれても恥ずかしくて言えもしないが
あの時ばかりはうるさい母親の有り難味をちょっとだけ感じたなぁ。
あの頃は国民総貧乏な時代だった頃か?いや私の周りは貧乏人ばかりだったわねぇ。
そんな時代が妙に懐かしい。
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2 コメント

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おはよう。 (ラブまま)
2010-03-16 08:21:56
朝から、その時の光景が想像され、お母さまの愛が感じられ(ToT)ウルウルしました。

親ってありがたいよね。
ほんとに。

良い話しを聞かせてくれてありがとう。
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ラブままさん (ありがとう)
2010-03-16 21:11:16
そうなんですよね、突然昔々のことが思い出されて…

親の存在はおっきいよ!
失ってみてますます心の中を占めてきてね~
子供に対する愛は無償だもの母はえらいっちゃ!

貧乏長屋でわいわいと育った事は幸せだったかも‥と思えるようになってきたワ。
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