そう京都の施設に放りこまれていた期間です。
悪いことばかりじゃなく、楽しいこともいっぱいありました。
施設から学校まではかなり歩きますが、途中に大きな森があって
通学路に「椎の実」がたくさん落ちていました。
みんなでそれを拾い幾つかポケットに入れて、歯で殻を噛み砕き中の実を食べながら学校へ。
ほのかな甘さがあって美味しかったです。
椎の実がなくなると「栗」これもまぁまぁでした。
ドングリの実も美味しいのかな~と歯の丈夫な私がかち割って
みんなで分けあい「ゲー!にがい~」この遊びは愉快でした(^_^;)
クラブ活動には「理科部」放課後近くの山の採石場に行き、珍しい石探しです。
2回行きましたが楽しみでした。それに男の先生が優しかった。
「放送部」施設の子はほとんど在籍していましたね、なんでか。
放課後、好きな曲を選ばせてもらい一度だけマイクで自分の声を流すという経験もしました。
自分でいうのもなんですが、おとなしい目立たない子供だったけど、芯が強かったと思います。
どんな境遇も黙って受け止めてその中で母親の立場も理解し施設にも馴染もうと努力していました。
ココでの生活がキライだ~って事はなかったように思います。
だけどあの寒さには負けた!ってとこですかね~
山の庭の出入口