Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

若手ヴィジュアル系バンド≪レインディア≫のライブを見に行きました♪

ちょっと縁があって、、、

若手ヴィジュアル系バンド≪レインディア≫のライブを見に行きました。

レインディアのオフィシャルHPはこちら

ボーカルの三好君は、かなりディープなV系フリーク?でもあります。

表面的なV系フリークとは違って、V系の歩み全体を体に沁みこませたボーカリスト。

なので、密かに応援しています。

この日は、今、話題になっている「シビレバシル」と、「AvelCain」というバンドとの対バン。

ジョイマンという吉本系の芸人さんも登場する、という面白い構成。

***

講演15分くらい前に到着したのですが、店内は既に満員状態。

山手線の車内みたいな感じで、熱気プンプンでした。

「いやー、今もこんなにV系が好きな人がいるんだー」、と驚きました(苦笑)

THE SLUT BANKSと違って、女子率が高い。

しかも、みなさん、お若い…(・_・;)

「今も、若い女子で、V系が好きな人がこんなにいてくれるんだー」、としみじみ。

それに、数人ですが、男もいてくれて、、、

僕も昔は、「男」で、ヴィジュアル系のバンドのライブをいっぱい見ていました。

その頃を思い出したなぁ、、、、

今は、「はー、ライブハウスかー。立ち見だから、足が痛くなる…」、と病んでますが、、、

昔は、わくわくドキドキしながら、バンドのライブを楽しんだものです…(;;)

***

そして、レインディア登場。

ヴィジュアル系の基本は、SEにあり、という鉄則からいくと、ちょっと??って感じでした。

まぁ、今と昔とでは違うので、何とも言えませんが、SE~一曲目の印象が残りませんでした。

とはいえ、若さと勢いのあるレインディア。

一曲目から、ゴリゴリの重たいサウンドで、オーディエンスを挑発していきます。

「こんなもんじゃねーだろ!!」、と叫ぶボーカル三好健。

その「煽り」に、ヴィジュアル系の伝統を感じつつ、、、

基本的に、レインディアは、Dir以降のゴリゴリの重厚なサウンドを基調としていますが、サビのメロディーはかなりはっきりしていて、聴きやすいんです。しかも、それが、僕ら世代のV系に通じるキャッチーさがあって。

ギターは、やや単調な気もしますが、無駄に音を出していないので、これもまた聴きやすい(ただ、下手ギターの音が埋もれてるかな、という感じは否めなかったかな)。上手ギター君は、バンマス?なのかな、びしっとしていて、カッコよかったです。細かいノイズっぽい音も素敵でした。

昔なら、下手ギターはクリーントーンで、「裏方的な働き」をしていましたが、今はどうも違うっぽいですね。ツインギターをどう生かすか、というのもヴィジュアル系バンドの大きな課題となります。この辺は、今後、どんどん進化していくでしょう♪

ドラムは、ライブハウスの音響のせいか、あんまり聞こえませんでした。スネアドラムの音も、バスドラムの音も周囲の音に消されていて、「こりゃ、やるほうも大変だ…」、と。特にバスドラムの音は、完全に消されていて、きつかった。。。

ただ、自分も10年ドラムをやっていて、このバスドラムの「鳴り」にはずいぶんと苦しめられました。基本的にロックのドラムは、バスドラムとスネアドラムの「タイトな響き」がうまく表現できてこそ、だと思っています。バスドラムのタイトな「ドスッ」という音と、スネアドラムの綺麗なリムショットの安定した再現をうまく持続できたら、レインディアの音全体もしまるのかな!?、と。(ただ、音響の問題かもしれないので、なんともいえないけど…)

ベースは、エフェクターで歪ませていて、かなり動きのある音を奏でている印象でした。ディルを意識した感じのプレイで、「ほほ~」と思いました。個人的には、「もっと印象的なリフを!」という感じかな。ベースラインって、バンドの音のイメージを作ることになるから、その曲のイメージにあったラインをもっと前面に出してほしいなぁ、と思いました。ステージングはカッコよかった♪

***

全体的には、イケイケ、ゴリゴリで、若さ炸裂でした。

オーディエンスへの煽りも、やや「やりすぎ」なくらいに凄くて、「おお~」ってなりました。

あと、この日の三好君のステージングから、『生きていた中絶児』時代の清春を思い浮かべました。ルックスが似ているというのではなく、その雰囲気というか、世界観というか、背中から出てくるものが、「清春」でした。その辺は意図しているのかどうか、分かりませんが、、、

三好君は、現代のV系に囚われない広い視野で、ヴィジュアル系バンドのボーカリストを見ているように思います。でも、もっともっとクロスオーバーさせても面白いかも!? ヴィジュアル系の歴史全体を考えれば、「清春以前」もあるわけで、、、 

面白いもんで、遡れば遡るほど、今のオーディエンスには、「新鮮」に映るはず。

その辺の「見せ方」次第では、次世代のカリスマ的ボーカリストにもなれるようにも思います。

色々と、色んな人に、好き勝手言われるかもしれないけど、己の信念を曲げずに、やりたいようにやっちゃってほしいですね。

で、もっともっと、観ているオーディエンスたちを驚かせてほしいです。

やっぱ、V系って、見せてなんぼだし、驚かせてなんぼだと思うので。

ヴィジュアルショック=視覚的な刺激、ですもんね。

楽しい時間を過ごさせてもらいました。

これからも陰ながら、応援しています☆

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