今日は、生命尊重センター主催の勉強会参加のため、市ヶ谷に向かいました。
学生たちも総勢八人も参加してくれて、活気ある勉強会になりました(;_;) 感謝感謝。
市ヶ谷にはまだまだ見知らぬラーメン屋さんがいっぱいあります。
今回は市ヶ谷駅前にある老舗店、
『十年スープの汁番』
に向かいました。
このお店、もうめちゃめちゃカンゲキでした。惚れました!!
らんちばさんを連れてきたいタイプのラーメン屋さんでした(o^∀^o)
お店は地下にあります。
階段を下りていくと、、、
こんな入口にたどり着きます。
「たかがららーめん、されどらーめん」
いいフレーズでございます。
客席側は結構ゆったりしてますが、厨房は狭そう…。
そこに、貫禄あるベテランの店主さんがおられました。
『あ、間違いない!』って思いました。
メニューを見ると、魅力的なラーメンがズラリと並んでいます。
汁番ラーメンが看板メニューみたいです。
こちらの記事の画像だと、すごく美味しそうに見えます!!!
あさりラーメンなんかもあります。かしわラーメンなるものもありました。
その中で気になったのが、『担々麺』と別にある『四川ラーメン』です。
四川ラーメンってなんだろう?
お店の人に聞いたら、『ゴマベースの担々麺じゃなくて、醤油味の辛いラーメンよ』、と。
よし、これにしよう!、と。
出てきたラーメンを見てびっくり。
こちらのスタンダードな茶濁系ラーメンに、『辛玉』みたいのが入っているんです。
つまり、辛味具材の入った醤油ラーメンだったんです。
だから、最初の一口目は辛くないんです。
しかも、この醤油スープがすこぶる旨い。なかなか重みのあるスープというか。
濃厚スープではないんですが、重みのあるスープになっていて、驚きました。
豚骨、鶏、両方使ってるのかな。魚介感もあるようなないような…
そして、どことなく魚介を感じました。
で、辛玉をスープに溶かしていきます。
これが、なんともいい感じで辛くなっていきます。辛くて旨いラーメン、
今の僕のど真ん中ストライクですね。いやー、素晴らしい。
太くて、ぷるぷるっとした、縮れ麺になっています。
麺も、なかなかでした。ちょっとレトロな昭和感のあるタイプの麺で、心地よかったです。
しかも、チャーシューはなんとなんと豚じゃなくて、鶏だったんです!! いやー、素晴らしい!
完全完食しました。
この感覚、久々かもしれないなあ。
十年スープの汁番は、創業30年以上の老舗ラーメン店です。
こりゃ、すごいお店だわ。
日本一の激戦区を生き抜いてきたラーメン店なだけあります。
東京にも、まだまだこういうお店がいっぱいあるんでしょうね。
これからは、こういうお店をもっともっと紹介していきたいです。
中堅~老舗店、しかも、マスコミに出ていないお店。
なかなか探すのも大変だけど、わくわくします。
『十年スープの汁番』、最高でした(;_;)(;_;)(;_;)
PS
ネットではあまり評判が良くないようです。
でも、僕的には、最高に素晴らしい魅力的なお店だと思いました。
ここに、「東京のラーメン屋さん」の極めて難しい問題が隠れているように思います。
もちろん、実際にこちらのお店は30年続けてきたお店ですし、お客さんも入っています。なので、リアルな現実としては、「人気ラーメン店」なんです。でも、ネット界では、「これは失礼でしょ?」という書き方をする人が多いように思いました。「では、なぜ30年もやってこれたの?」、と聞き返したくなります。つまり、ネット内で東京のラーメンを論じる場合、そのお店の「ラーメン店としての評価」ではなく、「新しいか」「流行りに乗っているか」「評論家を喜ばせられるか」といった、お店の評価とは関係のない評価で動いてしまう、という問題があるように思いました。
このお店、実際、地方にあったら、とんでもない老舗の人気店になりますよ。それくらいの力をもったラーメン店です。でも、東京のネットユーザーは、こういうお店を評価しない、いや、できないんだと思います。でも、それは東京のネットユーザーが悪いからというわけではなく、「東京」という極めて特殊な場所ゆえのことなのだとも思います。東京は常に「最先端」を求められます。古くなったものを評価することは、ある意味でタブーな感じもします。もちろん、権威ある人に評価されれば別ですけど、そうでない限りは、なかなか評価されません。ゆゆしき問題であります。
食べログの記事を見てみてもらいたいです。この評価は絶対にない。でも、そうなっちゃってる。
ま、最終的には、自分で自分なりの評価をきちっとすればよいんでしょうけどね・・・