銀座に行ったその翌日、向かったのは、毎年恒例?の安房鴨川。
凄い大移動…
体調がかなり悪化していて、大変でしたが、なんとか事を終えて、向かった先は…
「麺家まんぼう」です。
遂に来られましたー(;;)
ず~~~っと来たいと思っていて、念願の初まんぼうです。
25年以上続く鴨川の「老舗店」でもあります。
メニューは、意外と絞り込まれていました。
ご飯ものはなしで、ラーメン、つけ麺、冷し中華の三種。
ラーメンの他に、なぜか豚骨ラーメンがあります。
まんぼうの豚骨ラーメン?! 気になります。
こちらが、基本の「ラーメン」(650円)。
なんていうんですかね。
どこまでもクリアで、どこまでも淡麗で、どこまでも滋味深くて、どこまでもやさしい味わい。
薄いスープでいて、どこまでも味わい深い味、というかなんというか。
薄いと書きたくないけど、薄さの中にある深み、というか。
形容しがたい味わいのラーメンです。
言ってみれば、温かくなった山形冷やしラーメン、みたいな。
基本的には、ライトな魚介醤油ラーメンですね。
乾物特有の旨みがぎゅっとつまったさっぱり和風醤油ラーメン。
ここまでクリアで、さっぱりとしていて、魚介の旨みがたっぷりのラーメンって、千葉にはあんまりないかも?!
海空土が濃厚煮干醤油だとすれば、その逆のアプローチがこのまんぼうのラーメンなのかも。
美味しいです。
場所的にも、「なんで、こんな場所に、こんな美味しいラーメンが?!?!」、みたいな。
この地で、やれるんだから、それだけで凄いことだけど。。。
車通りが激しい場所でもないし、駅からも途方もなく遠いし、、、
それで営業をずっと続けているのだから、ホンモノなのでしょう。
こちらは、チャーシューメン。
チャーシューも、すごいこだわって作っているのが分かります。
臭みがなく、また程良く脂もあって、飽きの来ない見事なチャーシューでした。
ここのチャーシュー、僕的に理想的なチャーシューだ♪
続いて、こちらが、柚こしょうチャーシューつけ麺。
ラーメンと基本的には同じなのですが、柚の香りが半端ないです。
味わい的には、ラーメンとは全くの別物!と言っていいくらいに。
柚を効かせたこういうつけ麺って、00年代初頭に流行った気もします。
最近はあんまり柚を使ったお店って、見ない気がしますが、、、
こちらも、あっさりとしていて、食べやすくて、ジワリと美味しいつけ麺になっていました。
さらに続きます♪
こちらは、「白いスープのトンコツラーメン」(700円)。
このラーメン、凄いですよ。マジで。
見た目からして、きっと「普通の白濁豚骨ラーメン」の味を思い浮かべると思うんですよ。
「なんだ、まんぼうの豚骨ラーメンって、普通の豚骨ラーメンなのかー」って思うかもしれません。
ところがどっこい。
スープを飲むと、これが…
驚きのあっさり魚介ラーメンの味なんです。
え?!?!
狐につままれた気分。。。
見た目は、博多系のオーソドックスな豚骨ラーメンなのに、味は和風の魚介ラーメン。
しかも、全然豚骨の臭みもなく、くどくもなく、こってりしているわけでもない。
不思議過ぎる豚骨ラーメン。
まぁ、言えば、「あっさり魚介豚骨ラーメン」ということになるんだろうけど。
この見た目と味のギャップには、もう「あんぐり」でした。
しかも、美味しいです。
店主さん曰く、「関東~北の人には、こういう豚骨ラーメンの方がいいだろうな、と思って」、作ったそうです。
これには、ビックリ!!!
店主さんが山形の人とあって、前は「冷やしラーメン」をやっていたんです。
が、今は、やっていないとのこと。
その代わりに、こちらの冷やし中華が提供されています。
丁寧に作られたオーソドックスな冷やし中華、ですね。
魚介を使っているのかもしれませんが、酸味が際立つので、よく分かりませんでした。
特別、「まんぼうならでは!」というポイントは、よく見抜けませんでした。
普通の、一般的な冷やし中華かな、と。
ただ、いわゆる一般の冷やし中華よりも、味が全体的にやわらかい感じがしました。
業務用ではない、手づくり感のある冷やし中華でした。
餃子♪
こちらも、手づくり感のある美味しい餃子でした。
餃子は、やっぱり餃子かなー(苦笑)
***
念願のまんぼうで、存分にラーメンを満喫しました。
ホント、この場所で、このハイレベルなラーメンを出すって。。。
千葉市内に来たら、もう、みんな大興奮でしょうねー。
千葉県内でもNo.1,2を競うあっさり魚介ラーメンでした。
あと、トンコツラーメンの意外性にはビビりました。
鴨川に来たら、是非立ち寄ってもらいたい名店、ここにあり!って感じですかね?!