Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

第四土曜日の会でやってみたいかも…

佐藤学先生ら曰く…

『いま教師に関わってもっとも喫緊であるはずの課題は、多忙化の解消と専門的自律性の保障である。…多忙化は教師から教材研究、授業研究の時間、子どもと接し、子どもを理解する時間を奪っている。そのため長時間働く誠実で熱心な教師が自分の仕事に対する自信を持てず、やりがいを感じることができなくなっている』

『阿倍政権で教育はどう変わるか』、p.58。

《多忙化の解消》、これは今流行りの『ブラック化』の解消とも言えるだろう。

教師や保育士の多忙化については、もっと実証的に示した方がいい気がする。

教師や保育士の仕事は、ただ授業をしたり、子どもと遊んだりするだけではない。子どもを帰した後、次の日の準備や行事の準備など、あらゆる『準備』をしなければならない。朝の活動から夜中の準備に到るまで働いている教師や保育士は少なくない。

しかも、複雑だ。あらゆる仕事(各教科、出欠連絡・調整、クラス運営、個別ケア、各会議多数、各行事、部活動、保護者対応、掃除等、教材集め、研修…)、どれもバラバラであり、それらを同時平行で行わなければならない。

これらをした上で、帰宅後に教材研究や教材の準備である。それもかなりのハードワークだ。真面目な教師や保育士だと、真夜中になることも多々。

この現状を、昨今の『ブラック企業』に倣って、もっと現状分析した方がよいのでは、と思う。

そこで、実験的に第四土曜日の会メンバーたち(など)の力を借りて、試しに『労働の現状』を開示してもらおうかな、と(思いついた)。やれたら、やってみたいかな、と。

『保育労働はブラックか?!』

なんか、売れそうな本のタイトルだ…(^^;

ちなみに、第四土曜日の会は、言うまでもないが、『専門的自律性』を高めるためのプロジェクトだ。完全自主的な専門研究会。

ただ、多忙化の解消は、僕の力ではどうにもならない。けど、多忙化を示すことはできるはず。

やってみたいかな、と。

メモ。
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