らんちば&Dr.keiコンビの得意技が、「突撃訪問」です(苦笑)。
名ドライバーらんちばさんが運転し、僕が周囲を睨むように眺めて、、、
で、「ラーメン」の痕跡があれば、とりあえず言ってみる、と。
常識的に、「これはないだろ?!」というお店にもとりあえず入ってみる。
「先入観」を捨てて、一杯のラーメンと向き合う。
そうすると、常識的には出会えないラーメンに「出会える」んです。
この「予期せぬ出会い」に、僕らは感動するんです。
「おお! こんなところに、こんなラーメンが?!」って。
ラーメン情報は今や、ネットのいたるところにあって、手軽に情報をたぐり寄せられます。
でも、ネット情報も完璧じゃない。100%じゃない。
まだまだ、すごいラーメンを出すお店はたくさん眠っている。
それを、自分たちの足(→らんちばさんのお車ですけど…汗)で発見する。
それって、「真のジャーナリズム精神」ですよね。
さて。
またまた、すごい「出会い」がありました。
それが、
というお店でした。
ぐるなびには店舗データのみで、食べログには店舗データすらありませんでした。
食べログって、「ほぼ全てのお店を網羅している」という印象がありますが、100%じゃないです。
そう「錯覚」するんですけどね、、、汗
この開進、とてもマニアックで、テクニカルで、力強い老舗ラーメン店だったんです。
千葉県内でも、上位に位置づけられそうな「魅力的なラーメン屋さん」でした!!
成田界隈のラーメン好きの皆さん、是非行ってみてください!!
中華料理という文字は、ここでは外しましょう。
開進というラーメン屋さんです!
*メニューの写真、撮り忘れました、、、汗
メニューがまず凄いんです。
一通りのラーメンの他に、
スタミナラーメン、タンタンメン、カレーラーメン、鶏肉とねぎのあんかけラーメン、サンラータンメンetc。
魅力的なラインナップになっているんです。
われわれは、ラーメンと、スタミナラーメンを注文しました。
ジャジャーン!
こちらが開進のラーメン(醤油)です!
「なんだ、普通のただのラーメンじゃん…汗」と思うことなかれ!!
これが、もうたまらないお味なんですから!!!
昆布、煮干等、日本人の心に響く「ダシ」の味がじわ~っと効いた昔ながらのラーメン。
巷では、「煮干し」の味を突出させた「ニボニボ系ラーメン」が常に話題になっています。
が、そもそも、煮干しは、昔からラーメンのダシに使われていたんですよね。
それを「証明」してくれているような味わいのラーメンです。
お魚系の強いダシが苦手な人でも大丈夫なはずです。
もちろん、お魚系、和ダシ系に敏感な方なら、しっかり気づけるでしょう。
これが、本当の「和風醤油ラーメン」だ!、と。
海外ではまず、こういうラーメンには出会えませんからね。
「日本」にある、最も「日本らしい」、伝統的な「ラーメン」です。
スープは、やや濁っていて、やや濃厚なあっさりスープになっています。
ラーメンを語る人は、「こってり」と「あっさり」の二分法でラーメンを語りますが、それって実は正しくないように思うようになりました。
あっさりスープの中にも、半濁の熟成したスープがあって、本当にさらっとしたライトな薄いスープがあるんです。
これらは、本当に別物で、同じ「あっさりスープ」と見なすわけにはいかないんですよね。
こちらのスープは、濃厚なあっさりスープ、と言ってよいと思います。
麺も、なかなかでした。
通常の麺の範疇ですが、意外にも食感がよくて、この辺に「技」を感じました。
麺はただ茹でりゃいいってももんじゃないな、と。
で、こちらが、スタミナラーメンです。
他の地域はどうなんでしょうかね?!
千葉には、ホント、スタミナ系ラーメンが多いです。
アリランラーメンも、勝タンも、実際、スタミナ系なラーメンなわけですし、、、
房総半島各地にスタミナラーメンがあるんですよね。
こちらのお店のスタミナラーメンはいかがでございましょう?!
こちらのスタミナラーメンのポイントは、なんといっても、
もつ
です!!!
もつとニラがたっぷりと入ったとろみのあるラーメンです。
辛さはまあまあかな、という感じ。
とにかく、もつがいっぱい入ったあんかけラーメン!!!
個人的には、あんかけじゃないスープだったらよかったかなぁ、と。
でも、あんかけラーメンって、しばらくするとあん状じゃなくなるから、いいか、という気もします(苦笑)
麺は同じですかね。
いい感じです。
***
こちらの店主さんは、かつて若かりし頃に都内のお店で修業されたんだそうです。
でも、そこで修業された味とは違うものになっている、とのことでした。
千葉に来て28年。料理一筋。
確かな味のお店でした!!!!
是非、こちらの匠の一杯を味わってもらいたいです。
ご夫婦ともに、とても親切な方でした。
ファンになっちゃった♡