多古町です!
ラーメンフリーク的に、かなり難易度の高い町です。
というのも、どうさがしても、多古町には、ラーメン店がないからです。
これまでも、出せる知恵を出して、調べては、食べに行きましたが、いかんせん、店がない…。
でも、「我が愛するラーメン、絶対にどこかにあるはず!」。
そんな思いをもって、多古町を車で走っていたら、、、
あったんです!!!
「ラーメン」の文字が!!!!
しかも、入口が二つ。
暖簾も二つ。
ラーメンの文字も二つ!!!!!!
その名も、「中華料理 ふじや菜館」と申します。
住所は、「香取郡多古町多古3538」です!
多古といえば、多古米ですね。
多古の米を使ったカレーなんかもあるみたいです。
でも、ラーメンの暖簾を見たからには、ラーメンでしょう!
(まー、ラーメンしかない我が人生ですが、、、)
メニューを見て、一際目についたのが、「とんかつ入りラーメン」(780円)です。
とんかつ入りで、780円って、、、
チャーシューメンより安いお値段、、、?!
じゃじゃーん!
見てください! このローカルなヴィジュアル!!
お盆にのって、しかも、豆腐付き!!!
とんかつもどどーんと。
これで、780円。
千葉県のお店ですからね、これで。
もう、とんかつが美しいのなんの。
ラーメンにとんかつっていうと、えー?!ってなるかもしれませんが、、、
これがとても合うんですよね。
イマドキのラーメン店だと、まず、とんかつラーメンなんて、お見受けしませんが、あるんです。
香取周辺には、「とんかつラーメンあり!」、ということですかね。。。
なので、「千葉とんかつラーメン」という地ラーメンがあってもいいはずなんです。
僕的には、「香取とんこつラーメン」と命名したいところですが、、、
実際に、こうしてあるわけですからね。
とにかく肉厚で、お腹いっぱいになります!
スープは、まさに昔ながらの中華そば。
ほんのりと昆布の風味が感じられます。
ちなみに作っているのは、おばあちゃんです♪
麺はオーソドックスなもの。
食べやすい、少し柔らかめの麺でした。
多古町のお客さんに合わせた麺茹でですかね。
で、こちらがラーメン。
見た目もシンプル、味もシンプル。
シンプルな昔ながらの中華そば。
ほんのりと昆布ダシが香るレトロな食堂系中華そば。
けど、イマドキのお店でしかラーメンを食べていない人には、未知なる味かも?!
っていうか、イマドキのラーメン店の人って、こういうラーメン作れるのかな?!(汗)
まぁ、作らなくても、「買えるスープ」の味っぽいので、作る必要もないのかな。。。
「技術」に負けたラーメンづくりの「実践」。
でも、残さなきゃいけない味だとも思います。
お店も大きいですが、建物自体がとても大きいです。
なんか、人生の豊かさみたいなものを感じるお店でした。
何気に、お客さんも入っていて、皆、思い思いに注文していました。
創業40年以上?!
で、創業した店主さんは、もともと都内で飲食店をやられていた方。
地元に戻ったのが、40年ほど前。
時代の移り変わりと共に…
***
多古町で、ようやく未知なるラーメンを見つけることができました!!
もうそれだけで、満足です。というか、感無量です。
きっとまだ、多古町には見知らぬラーメンがまだまだあるんだと思います。
探究は続きます。