千葉のラーメンを食べ尽くす、という大きな目的のために、日々邁進しています。しかし、その道は果てしなく険しいわけです。兎にも角にも、千葉にはラーメン店がありすぎる! これだけ食べているのに、全然食べ尽くせないどころか、食べていないお店が次々に見つかる、という、、、
いったいどれだけのラーメンがあるんだ?! 千葉県内だけでもこの状況。日本中のラーメンを食べ尽くすなんて、とてもじゃないけど無理です、、、…汗
で、千葉県の地図を見てみると、君津~館山間のラーメンをほとんど食べていないことに気づきました。君津も、館山も、それなりに食べてきたつもりですが、その間は、全然食べていない。情報的にも、竹岡ラーメンの発祥、「梅之家」や、「カントリーラーメン」くらいしか表に出ていない。けれど、この界隈を通ってみると、結構ラーメン店があるわけです。この「間」にあるラーメン店を知らずして、千葉のラーメンは語れない、と、思ったわけです。(ただ、この界隈は、僕も仕事とかで来ることがあるので、それなりにリサーチはしています。が、全然、不十分なんです)
そういうわけで向かったのが、富浦。この界隈で人気の高い「八州軒」という中華レストランです。一応、ラーメンメインのお店です。住所は、南房総市富浦町原岡928-1。
http://www.mboso-etoko.jp/cgi-bin/co_kanihp/info.asp?uid=1197&p=16
http://mshome1.blog.fc2.com/blog-entry-141.html
http://kinnori.jugem.jp/?eid=117
https://twitter.com/#!/yucalia/statuses/13760041001
場所が場所なので、それなりに「情報化」されてはいるみたいです。が、いわゆる「ラーメンブログ」での紹介等はないようです。
このお店は、創業36年だそうです。つまり僕と同い年♪ 老舗と呼んでよいのかどうか。店主さんは僕の親くらいかな。60歳前後?といったところでしょうか(違っていたらごめんなさい)。
メニューを見ると、色々ありますが、まずはラーメンでしょう。
こちらのラーメンは、結構黒いラーメンです。場所が場所なので、竹岡ラーメンチックではあります。真っ黒いスープに、玉ねぎが入っています。ただ、いわゆる竹岡ラーメンよりも、ダシの味がしっかりしていて、スープをしっかり取っているように思いました。醤油と動物ダシのバランスがいいなぁ、って思いました。
内房の大人なラーメンといったところでしょうか。落ちついた味わいの黒い醤油ラーメンでした。
麺は普通の縮れ麺ですね。決して悪くないです。
とにかく人気が高いお店です。地元でしっかり愛されているお店のようです。ラーメンフリークが絶賛するようなお店ではないと思いますが、この界隈でラーメンが食べたい!と思った時の重要な選択肢の一つには入れられると思いますね。ラーメンの完成度はとても高いですから。
同じ時間に、80歳くらいのおばあちゃんが息子さんらしき男性と一緒にこのお店に来ていました。そのおばあちゃんが、このラーメンを食べて、嬉しいそうな顔をしていました。その瞬間が凄く印象的でした。
内房に根づいた黒い玉ねぎラーメン文化。ここでも、その文化は大切に守られていました。
国道沿いです!!