国道127号線沿いで、岩井駅から1kmくらい南下したところに、不思議な曲がり角がある。まぁ、不思議でもなんでもなんだけど、90度、直角に曲がる箇所があります。その角のところに、なんだか魅力的なお店があるんです。焼肉とラーメンを提供している「福栄食堂」というお店です。
http://r.tabelog.com/chiba/A1207/A120704/12018205/
http://alike.jp/restaurant/target_top/1022563/
googleで検索しても、上の食べログ等の情報以外はほとんどこのお店の情報はありません。もちろんブログ等の記事も皆無です。
しかし、このお店がとんでもなく魅力的なお店だったのです! 僕的には、かなりかなり気に入りました。結論から言います。このお店は、内房の中でもかなりかなりユニークで独創的で実力のあるお店の一つだと思います。味も、お店も、雰囲気も、そしてお店の人も☆ ロケーションも、海のすぐ近くとあって、なかなかいい感じです。海の家って感じではないですが、海の男が集まる食堂という感じです。
このお店は、女性陣だけで切り盛りしているお店でした。まさに、「the 昭和の食堂」という雰囲気がぷんぷんします。テーブル席がメインのお店で、お客さんの入りも上々でした。
聞くと、現在、お店の中心を担っているのは、二代目の女性店主さん。一代目の娘さんのようです。僕より年上だと思いますが、まさに港町の女性という感じで、粋な感じのする美人店主さんでした。なんか、カッコよかったです(苦笑)。それに、一代目の奥さま(?)も一緒に働いておられて、なんともアットホームな感じがします。まさに、食堂でしょ。
メニューを見ると、ラーメンがメインではありますが、同様に焼肉関連のメニューも用意されていました。テーブル席には、焼肉を焼く台がセットされています。焼肉が食べたくなりますね…(苦笑)。けど、このお店はもともとラーメン屋さんから始まったみたいですし、魅力的なラーメンがずらりと並んでいます。
今回は、基本の「ラーメン」と、「カライジャン」というオリジナルラーメンを注文しました。
こちらのラーメンは一杯550円。のどかな町の昔ながらの食堂なので、「昔ながらのラーメンかな?」と思っていましたが、これが、すっとこどっこい、かなりユニークなラーメンでした。
スープを飲んだ時、「しょっぱい、でも、甘い」と感じました。「しょっぱ甘い」と言いますか、なんとも味が面白いんです。ジャンクさもたっぷりあって、かなり強烈なラーメンです。ベースは、あっさりとした昔ながら風なんですが、これがなかなか攻撃的な味わいでして。それにまず驚きました。
「がんこラーメン」LOVEの僕には、たまらないしょっぱさがあり、またその上で「甘さ」も際立っている。この相矛盾する二つの要素が、うまくまとまっていました。
麺は中太の縮れ麺でした。これもまたかなりスープに合っていて、気持ちよく最後まで食べられましたね。ありそうでなさそうなラーメンという感じですかね。
それから、カライジャン(800円)。
こちらは、焼肉屋さんのラーメンという感じで、辛味の効いたラー油系スタミナ野菜ラーメンでした。アリランラーメンとはまた一味違うスタミナ系のラーメンですねー。単純に旨い!!
その名の通り、豆板醤とラー油を使用しているようで、辛さはあります。が、それほどでもない。そんなに辛くないんです。辛さには個人差がありますが、これは、まずほとんどの人が食べられる程度かな、と。
とにかく焼き肉屋さんならではのスタミナラーメンだと思います。ヤミツキになる味と言いますか、クセになりますね。今すぐ、また食べたいですもん。
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大変失礼ながら、そのお店の外観とは裏腹に、かなりゴキゲンなパワフルなラーメンを食べさせてくれました。お客さんのほとんどが男性なのでしょう。男性的な味わいのラーメンでした。
それから、今回は見ただけなのですが、セットの丼が、いわゆるドカ盛り系のミニ丼になっていて、これに大変そそられましたね。
このお店、僕的には、かなりおススメです。プッシュしたいです。ラーメンフリークさんでも十分に満足していただけるんじゃないかなー。アリランとかスタミナラーメンとかが好きな人なら、絶対に気に入ってもらえるはず。
いやはや、まだまだこんなラーメン屋さんが眠っているなんて、、、 内房も奥がとても深いです。こういう「出会い」があるから、ラーメンの食べ歩きはやめられないんですよ~(らんちばさん風に♪)
是非、岩井付近にお立ち寄りの際には、このお店へ!!!