出逢いというのは、いつも突然なんです。
突然のラブストーリーならぬ、
突然のラーメンストーリー♡
しかも、その突然出逢ったラーメン店に素敵なラーメンがあったら…
そこに、どこでも食べたことのない「背脂ラーメン」がそこにあったら…
失神ものですよね。
…
それこそが、「僕がラーメンを食べ続ける理由」なんですよね。
突然の出逢いほど、美しくて、尊いものはない。
多分、2017年で、最も感動したラーメン店との出逢いになると思います。
しかも、普段、いつも通っている通りの一つ入ったところにあったんだから…
＊＊＊
たまたま、自転車で福たけ近くのニトリに行ったんです。
で、そのまま、ぶらりと自転車で走っていたら、「プラBOX」というお店を見つけたんです。
「おお、ドローンが売ってる！！」って（苦笑）
少し、このお店で色々見た後、帰宅しようとしたら、、、
ちょっと先に、「中華そば」の文字がかすかに見えたんです。
「え！？！？」
「こんなところに、ラーメン屋さんなんてあったっけ？？」
恐る恐る、その暖簾の見える家屋に近づきました。
そうしたら、間違いない、、、
「中華そば」の文字が暖簾に書いてあるではないですか！！！
マジかよ、、、
なんで、こんなところに？？？
これまで、一度も聴いたことがないぞ、、、
しかも、しかも、とっても「僕好み」のお店の雰囲気♪
古くして、小さくて、個人店で、路地裏系で…
ドキドキしながら、店内に入ります。
…
店内は、細長くて、奥に座敷がありました。
簡素なテーブル席が５つくらい、置いてあるだけ。
店主さんはまさにおじいちゃん世代で、おばあちゃんと二人三脚のお店。
テレビの音だけが鳴り響く古き良きお店。
聴けば、創業40年、ラーメンと中華料理を提供する昭和のラーメン食堂。
メニューは、
はい。
色々ありますねー。
40年の老舗の食堂となれば、これだけあっても不思議じゃない。
スタミナ丼が気になる、、、（←スタミナラーメンフェチの僕）
ラーメンは一杯、なんとワンコインの500円。
チャーシューメンも700円か、、、(・_・;)
見た目もお値段も、昭和プライス！！
で、、、
その中に、気になるメニューがありました。
背脂醤油ラーメン にんにくバター背脂入り（650円）
それから、
ひき肉とキャベツのじゃーじゃー麺 冷たい麺に肉キャベツ味噌炒め（700円）
です。
これは、もう、どちらも食べなきゃダメだろ、、、ってことで、、、
にんにくラーメン（700円）も気になるなぁ、、、（；；）
というわけで、、、
ジャジャーン！！！
こちらが、「鵬来」オリジナルの、
背脂醤油ラーメン
にんにくバター背脂入り
です！！
僕の仮説だと、「千葉の本当のローカルラーメンは、背脂ラーメン」。
いつからこのラーメンが出ているのかは不明ですが、、、
ここにも、「背脂醤油ラーメン」があったんです。
それこそ、「福たけ」のすぐ近くの場所に、、、
（福たけ登場以前から…）
こちらの背脂醤油ラーメンは、背脂が玉になっていません。
スープの表面に白い泡？みたいなのがありますが、それが背脂みたいなんです。
スープに溶けていて、それがスープの表面に見えている、みたいな！？
こんな背脂ラーメン、見たことがない、、、
しかも、こちらのお店の背脂醤油には、バターも入り込んでいます。
にくいのは、このバターまで溶けてしまっている、という、、、
だから、スープは、基本的には清湯スープなんですが、かなりファットです。
老舗中華店の不思議なバター背脂醤油
という感じ！？
もちろん、ニンニクの風味もしっかり感じられて、パワフルなお味です。
だけど、これが不思議。
くどさやしつこさはほとんどないんです。気持ち悪くならない。
背脂とバターの油分もいやらしくなくて、後味がとてもいいんです。
こんな背脂醤油ラーメン、絶対に食べたことがない！！！
麺はこんな感じです。
こちらは、素朴な昔ながらの中華麺ですね。
基本的に、レトロスタイルなので、こういう麺がやっぱり一番フィットするかな、と。
こういう背脂系ラーメンだと、どういう麺でも合いそうな気がしました。
が、やっぱり、こういう定番の（食感のよい）普通の麺がベストなんだろうなぁ、
背脂とバター、
究極のオイリーラーメンになっていました。
これは、ファット系ラーメンが好きな人には嬉しいだろうなぁ、、
ファットでありながらも、とっても食べやすいのも大きなポイントかな、と。
そして、
こちらが、
ひき肉とキャベツのじゃーじゃー麺
です！！
こちらも、また魅力的なヴィジュアルで、、、（；；）
泣きそう、、、
たまたま見つけたお店で、こんな素敵な個性的なじゃーじゃー麺に出会えるとは、、、
なんといっても、中央に輝く卵の黄身♪
これは、ズルい、、、（苦笑）
麺は冷たくて、餡はアツアツの「ひやあつ系」ですね。
お味は、甘いです。。。甘くて旨いタイプ。
ジャージャー麺の中でも、かなり甘いタイプ。甜麺醤強め！？
これは、なかなかに珍しいタイプのジャージャー麺かも。
いや、ジャージャー麺風の和え麺！？という感じ！？
オリジナリティー満点ですよ。
麺はこんな感じで。
こうやって食べると、全然悪くない！
というか、昔ながらの麺が＜昔ながら＞に感じない(;´･ω･)
こういうアプローチもあるのかー、と再発見しました。
＊＊＊＊＊
偶然、ふと見つけた「中華鵬来」。
そこは、まさに「ラビリンス」でした。
不思議な魅力がとんでもなく詰まっている感じ！？
創業40年にして、ネット上に一切情報のなかった千葉市のラーメン店。
こういう出会いがあるからこそ、食べ歩きを続けているんだなぁ、としみじみ感じました。
みなさまも是非行ってみてください。
千葉都市モノレール［桜木駅」すぐのところなので、モノレールでも行けます。
これまで食べたことのない「背脂醤油ラーメン」、オススメです！！！
場所は、旧51号線沿いで、桜木駅前のデニーズの近くです！！
デニーズのところの角を千葉方面に入って、二つ目の路地を左折。
路地裏のラーメン屋さん、最高です！！！！
…
それにしても、、、
こんなところでというと失礼かもしれませんが、、、
こういうところで、40年も営業し続けてきたって、、、
凄いなぁ、、、としか思えませんでした。。
