僕の人生の中の10枚に絶対入れたい作品がこちら。
Mutual Assured Destruction
ZI:KILLのCLOSE DANCE、DESERT TOWN、
デランジェのLa vie en Rose、
ＸのBLUE BLOODと並ぶほどに、
僕的に心底大切なＣＤがこのアルバムなのだ。
MAD BUTTERFLYを知っているＶ系フリークはどれだけいるのだろう？
はっきり言って初期のMAD BUTTERFLYは、初期GLAYやLUNA SEAよりも
ポップセンスがはるかに高かったと思う。
突き刺すような言葉、
突き抜けるようなメロディー、
爽快なメロディー、
強固なバンドサウンド、
安定感と緊張感、
とにかく完成度の高い一枚であった。
どの曲もシングルカットできそうなほどに高品質であった。
01.What's the glory
02.MELT DOWN
03.大人には見えない風の色
04.Yellow
05.Impotenz
06.地図にない街
07.Help
正直、どの曲がいいとかなんて言えない。
全部大好き。全部カッコイイ。
でもしいて言えば、MELT DOWNと地図にない街は名曲中の名曲だ。
こんな曲が売れて、お茶の間に届いていたら、
もう少しマトモな音楽が世の中に残ったことだろう。
あと何気にHelpは超名曲。何度この曲に助けられたことか・・・
このアルバムは自分が死ぬまで大切に持ち続けたいと思う。
このアルバムに出会えたことが嬉しいし、誇りでもある。
MAD BUTTERFLYは、商業的にはそれほど突出しなかったが、
真の意味での成功したバンドだと思う。
バンドとして、最高のクオリティーをもっていた。
「ロック」というジャンルの中でも、最も素晴らしい作品だと
僕は今でも確信している。
