Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

創作料理[かわら亭]@千葉 こだわりのお店!

 

個人的な話だが、最近新居を買うべく、不動産のお店をまわっている。僕ももうそろそろ33歳。貯蓄は・・・微妙だが、「マイホーム」を考えてもいいお年ごろになってきた。実際、35年ローンを組むとなると、33歳だとちょっと遅いかも・・・っていう感じかもしれない。変な話、今家を買ってローンを組んだら、全額返済するのが68歳。68歳までローンを払い続けるとなると・・・ 

で、一つピーンとくる土地があった。値段、日当たり、敷地面積、立地条件ですべて自分の希望を満たす土地があったのだ。けれど、自分の目だけだとどうしても色んな先入観や思い込みがあって冷静に見ることができない。なので、親にも見てもらって色々とアドヴァイスをもらうことにした。

そんな中、父の車で土地を見てまわっていたら、偶然目に入ったお店がこちら。

創作料理 かわら亭

お店の外観からして、かなりのこだわりようを感じさせるお店になっていた。(でもちょっと高そう・・・)

お店の中はすごくきれいで、整然としている。フランスの田舎のレストラン風?!って感じかな。ドイツにもこういうお店ありそう・・・という雰囲気。外観は和風なんだけど、中に入るとヨーロッパの香りがいっぱい。このお店のコンセプトも「西洋料理」とのこと。店員さんの対応もとてもよかった。

お昼間に行ったので、ランチメニューが主だったが、魚料理、肉料理、ハンバーグ、カレーなど色々なメニューが用意されていた。

もちろんB級グルメにこだわる(といったら失礼かもしれないが)keiとしては、やはりカレーを食べてみたくなった。こだわりの創作料理のお店のカレー、いったいどんなカレーなんだろう? 本当はハンバーグが食べたかったのだが、事情により食べられなかった(涙) *もっとつっこめば、欧州だとあまりハンバーグやカレーってお目にかかれない・・・

カレーは、ランチセットで、サラダとデザートとドリンクがついている。サラダは野菜の酢漬けと緑の野菜だった。僕の好物のルッコラも入っていて、なかなかのこだわりだった。酢漬けは、ドイツでよく食べた瓶詰めの味に近くて、思わず顔がほころんでしまった♪

メインのカレーは、なんていうか「すごくど真ん中のカレー」だった。インドのカレーでもなく、欧州の黄色いカレーでもなく、茶色い日本のカレー。味的にも日本のカレーの直球ど真ん中って感じで、意外な驚きだったかな(味的な驚きはあまりなく、意外性という意味での驚きがあった)。

正直、僕にはカレーのよしあしを判断するだけの知識も経験もない。だから、どこでどうこだわっているのかを見いだすことができなかった。とりあえず素人的にみて、飽きのこないオーソドックスで品のあるカレーっていう感じだった。いわゆるカレーのどぎつい辛さは息を潜めており、コクと旨みがしっかりと出ている真面目な味になっていた。おそらくこれを嫌う日本人はあまりいないのではないだろうか。

また、特記すべきは福神漬けがないところだ。福神漬けのないカレーって久々に見たかも。。。インド料理専門店なんかに行くと福神漬けのないお店も多々あるけど、こういうオーソドックスなカレーで福神漬けを出さないお店って珍しいと思う。しかし、その代わりに、パプリカの酢漬けが付いている。この辺りがさすが欧州料理専門店だ。欲を言えば、もう少しパプリカの酢漬けの量が多いと嬉しかったかな、と。

僕的には普通に満足のいくカレーだった。「普通に」とあえてつけたのは、カレーそのものがきわめてオーソドックスだったから。もちろん僕のような素人には分からない技術が使われているかもしれない。けれど、「知覚」だけを頼りにこのカレーを語るならば、きわめて品のあるオーソドックスな和製カレー、ということになるだろう。

よいか悪いかはともかく、西洋レストランの雰囲気でこういうカレーを食べるのはなかなか気持ちよいもの。味の個性にこだわれば、ちょっと無難かなとも思ってしまうが、美味しいカレーをよい雰囲気の中で食べたいと思うなら、このお店はそれにうってつけかもしれない。

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