[新宿心音会板谷祐]
LC-GIG-19 at Yoyogi Labo
先月のイベントから1ヶ月。1ヶ月ぶりの心音会のライブ。 今日は、平日ライブなので、ゆったり見られるかな、と期待。前々回のワンマンと前回のGIG-18を見逃したので、今日がとっても待ち遠しくて楽しみだった。
(*蛇足だが、代々木は静かなるラーメン激戦区。なので、ラーメン二杯を食べて、腹ごしらえ万全でライブ会場へ。またまた蛇足だが、かつて僕は代ゼミに一時期通っていたことがあった。津田沼校だが。で、その時に受講していたのが、衛星放送を使ったサテラインの西谷先生の講座だった。Laboまでの道のりでちょっとうるっときてしまった。18歳に戻った感じがした・・)
さて、「代々木Labo」。このライブハウスは非常に面白い作りになっている。一階フロアと二階のフロアがある。面白いのは,二階席がおまけじゃなくて,ステージ前までせり出しているところだ。ステージは真ん中にあって、下のフロアと上のフロアが同じように存在しているのだ。他と違って、二階フロアの方が見やすい感じがした。 お客さんの入りは上々。平日で対バン多数のライブで祐ファンがこれほど集まるとは!単純にうれしかった。
ライブは8時45分頃に始まった。摩訶不思議なSE。それをかき消すようなギターのリフが鳴り響く。な,なんと,祐のエレアコの音がバリバリに歪んでいる…
一曲目,LC8。めちゃめちゃロックなイントロだ。その勢いはサビまで続く。サビのメロディがかなりかっこいい。ロック魂感じる心音会サウンド炸裂だ。しかし,このギターサウンドにビックリした僕はのれてなかった(涙)。この曲は前にも演奏していた(+セカンドMDの四曲目にも収録されていた)。けど、ギターの音が変わるだけで、イメージもガラリと変わるんだなぁ・・・
二曲目も歪んだ音色のまま,祐シャウトたっぷりの曲。ちょっとアダルトな感じだが,耳をつんざくようなギターが強く印象に残った。荒々しさ、たっぷりでした。
三曲目から,いつもの優しい音色に戻る。新曲かな。かなりおしゃれでダンディーな一曲。酒の似合いそうな渋いロックフォークだった。僕はとても気に入りました☆ (MC:「このライブハウスは初めてです。どうしてここで演ることになったかというと、次に出てくるお姉さんの歌に惚れたからです・・」(といった話))
四曲目は,ファーストMDの四曲目の曲(LC4)。この曲本当にいい曲。心地よくて,やさしくて,ほわっとしていて,しっとりしている。祐にしか歌えない極上バラード。若干アレンジが変わってて、より複雑で奥行きのある一曲に仕上がっていました。が、まだまだ進化するのでしょう。心音会の名曲の一つ!(MC:「一度やってみたかったんだよな。一階!盛り上がってますか?!二階!盛り上がってますか?!」(みんな笑顔&爆笑))
五曲目は,またまた歪みギターの曲。CRAZE時代を彷彿させる祐の叫びはいつにも増して熱かった。これも初めて聴いた。ギターはどことなくケンっぽかったような… なんかポジパン系フォークパンクって感じで。。Aメロのギターのカッティングが心地よかったなあ~
六曲目は,もう何度かライブでやっているA.R.Bのカバー曲。アルバム『W』に収録されている「HEAVY DAYS」という曲。祐曰わく『この曲は自分を鼓舞したいとき,はげましたい時に,大きな声で歌っている曲です』。祐にとって大切な曲なのだ。歌詞がすごく良くて,僕も聞き入ってしまった。ホント,祐は言葉を大切にするお人だ。(僕も聴きたくなったのでアマゾンで注文した!)
七曲目は短い終わりの曲。しっとりとした雰囲気の中,心地よい気分でライブの幕は閉じた。 Tさんによると「too.」とのことです。MDの時とは違って歌が入っていた。
短いライブだったけど,抑揚のあるダイナミックなステージだった。祐の存在感もかつて以上にあった。昨年のライブの時よりも,どっしりしていて,貫禄ある感じがする。心音会という世界観も築かれつつあるのかも。もうすぐ心音会も一周年。5月には二夜連続ワンマンもある。これからもまだまだ目が離せない!
⇒DEAR NEXT