千葉で一番来たくないけど、来ざるを得ない場所…
千葉大学病院
にやってきました。
一昨年も、来たくないけど、来ました。
今年も、来たくないけど、来ざるを得なくなりました。
…
身近な人が「病」に罹り、ここに同伴することほど悲しいことはありません。
でも、千葉人にとって、ここが「最後の砦」であるのもまた「真実」。
僕としては、無事の完治を願うのみ。。。
ただただ、願うのみ…。
I say a little prayer...
…
それでも、、、
お腹が空くのが、人間のサガというかなんというか。
1年数か月前に来たときには、「ひがし棟」の頂上階にレストランがあったんですが、なくなっていました。
また、外来診察棟の地下にもラーメンが食べられるお店があったんですが、そこも閉鎖されていました。
千葉大病院に何があった!?
…
でも、聴けば、「いのはなテラス」に、新しいレストランがオープンしたんだとか!?
新しいレストラン??
もしかしてラーメンもあるかも??
と思い、向かったのが、、、
キッチンぴなこ(Kitchen Pinako)
であります!
入口はこんな感じです。
なかなか、お洒落というか、スタイリッシュというか、かわいい、というか、、、
とてもオープンな感じで、とても「ラーメン」のあるようなお店ではありませんぞ、、、汗
しかし!!!
ほら!!!
ラーメン、一杯680円!!!
あるじゃないですかー!!!
千葉大付属病院内で現在、唯一ラーメンが食べられるお店!!!
もう、テンションはMAXにまで上昇していきました。
(本当は、そんな気分じゃないんだけど・・・(;;))
千葉大病院のラーメンまでレポする僕は、真のラーメンバカ!汗
さて、メニューです!
とても、ラーメンのあるお店とは思えないメニュー、、、(;´・ω・)
この画像、見にくいなぁ、、、
すみません。
(ネットのメニュー表の方がくっきりとみられます)
でも!!
ありますねー、ありますねー。
ラーメン、ありますねー♪
さらに、「うーぽん」なんてものもありますねー。
(うどん+ちゃんぽん=うーぽん、か、、、(;´・ω・))
ラーメンは一杯、780円。
大学病院でラーメンがないなんてあり得ない。
クオリティーオブライフの中心にあるのが、ラーメンですからね(苦笑)。
ラーメンが食べられないというのは、日本人にとっては危機的な状況です。
キッチンぴなこは、そのへん、ちゃんと分かっていますねー。
いったいどんなラーメンなのでしょう!?!?
注文すると、まずは、、、
前菜が出てきます!!!
さすがは、大学病院内のレストラン!!
しかも、味付けも薄味で、すっきりしていて、美味しかったです。
ラーメンを食べる前に、まずは前菜ですっきりして、、、
で、、、
ジャジャーン!
こちらが、千葉大学医学部付属病院内のキッチンぴなこのラーメンです!
ラーメンフリークとはいえ、ここのラーメンまで追いかける人はなかなかいないはず…
(いや、僕も決して追いかけたわけではありませんが、、、(・_・;))
まず、驚きなのが、「背脂」!!!
まさか、大学病院内のレストランで背脂入りのラーメンが食べられるとは!?
見事なあっさり系の背脂醤油ラーメンであります。
zoom up!
スープは、ほんのり背脂の風味を感じるライトな東京醤油ラーメンスタイル。
これ、魚介風味のラーメンだったら、最高なのに、、、
もう少し、いや、かなり和ダシ感を出してほしいなぁ、、、
いや、でも、この病院を利用する人を考えると、こっちの方がいいのか、、
いやいや!!!
ここの病院の患者さんこそが、和ダシを欲するのではないか!?!?
僕が患者なら、とにかく和ダシの効いた料理が食べたい。
和風醤油ラーメンが食べたい。
もし重病で先が見えないなら、なおさら「和ダシ」のスープが飲みたい。
ベーカリーもいいけど、やっぱり「和食レストラン」がないのはキツイぞ。
(こちらのお店も、ある程度は和食が揃っているけど、でも足りない…)
クオリティーの高い和食&中華があってこその、QOLじゃないのか!?、と。
まぁ、それはさておき、、
麺はこんな感じです。
わりと、普通のオーソドックスな麺かな。
意外にも、麺の量が多くて、お腹いっぱいになりました。
昔ながら…というわけでもなく、またイマドキってわけでもなく、、、
まさに、オーソドックスな麺、、、
チャーシューもわりと美味しかったかな!?
味は薄味でした。
メンマは…、微妙だったなぁ、、、
全体的には、普通の醤油ラーメンに、ちょい背脂をかけました、って感じ!?
背脂マシマシとかができたらいいのに、、、
また来ることになりそうだから、その時は、背脂マシマシをお願いしてみよう。
(多分、無理だと思うけど、、、(・_・;))
***
というわけで、千葉大学医学部付属病院内にできた新店レポでした!
大学病院の中だからこそ、いいお店を誘致したいものです。
病んでいる時にこそ、最高の食事を。
僕はホンキでそう思います。
もちろん食べること自体が困難な人には、難しいかもしれません。
でも、それでも、病院にこそ、いいお店はあってほしい。
嚥下機能が低下している人にも、最高の食事を出せるくらいに。
人間、死ぬその時まで、何かを食べて生きている。
人間として、人間の尊厳として、食のクオリティーは守りたいところです。
…
なんか、「食の哲学」っていう分野に入り込みたくなってきた。。。(・_・;)