Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

永福町大勝軒の味を継承する【北習志野大勝軒】の初レポです!

毎年9月は、実習巡回の出張月であります。

出張となれば、当然「ラーメン巡り」の日々になります🎵

今年の出張の初日は、北習志野エリアでした!!

北習志野エリアに来るのなんて、すごく久しぶりです😂

過去ログを見ると、2013年の【らーめん石戸】以来だ

となると、実に9年ぶりの北習志野っていうことになります。

今回は、もう行くお店を決めていました。

北習志野といえば、、、

北習志野大勝軒

です!!

北習志野エリアには、実は「二つの大勝軒」があるんですね。

その一つは「東池袋大勝軒」の味を継承した【北習大勝軒】ですね。

そして、もう一つが、今回初めてレポをするこの【北習志野大勝軒】です!

こちらの北習志野大勝軒は、「永福町大勝軒」の味を継承するお店で、創業はなんと42年!。42年前からこの北習志野の地で、永福町大勝軒の味を作り続けているお店なんです!

【書評】草村賢治 『奇跡のラーメン店は、どのように誕生したか』

永福町大勝軒好きの人は是非この本も読んでほしいですね。

あと、今月は、海空土創業20周年の月ということで、海空土とゆかりのあるお店をまわっていますが、海空土のラーメンのルーツもまた、永福町大勝軒なんですよね✨

こちらのお店は、今や常時行列店となっています。

聞くと、オープン前から閉店時まで常時15人~20人くらいが並んでいるんだとか。

実際に僕もオープン前の11時20分くらいに行ったのですが、それくらいの行列ができていました。

北習大勝軒も常時行列ができるお店ですが、こちらも常時行列店でした。一つの駅に、二つも常時行列店があるのって、凄いなぁ、、、って思いました。

でも、わりと回転が早くて、15分~20分くらい待って、店内に入れました👆

コロナとあって、カウンター席は通常より広めに設定されていて、4人掛けのテーブル席も基本的に2人(相席)のみという感じになっていました。

メニュー表です。

いいですね~、シンプルというか、なんというか。

基本的に、ラーメンの種類は一種類のみで、あとはトッピングに応じて色々変わってきます。

永福町系ということは、普通のラーメンでも麺二玉なはず。

あまりたくさんトッピングをすると、後で大変なことになります。

でも、念願悲願の北習志野大勝軒ですし、餃子も食べておきたいし…

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、創業42年の北習志野大勝軒の定番メニュー、

ラーメン

です!!✨

おおお、、、遂に遂に北習志野大勝軒のラーメンと出会えた😂

しかし、このラーメン、、、デカすぎませんか?!?!

はるか昔に食べた永福町大勝軒のラーメンを微かに思い出します(あの頃はまだ今みたいに食べられなくて、ホントきつかった、、、😢)

トッピングはとってもシンプル。ネットを見ると、ネギとメンマ増しが奨励されていますね。

zoom up!

いや~、とってもとっても美しいです。

永福町系ということは、かなりスープが熱いんじゃないか?!と思って、ゆっくりそ~っとスープを飲みました。

しかし!!! それでも、熱いものは熱い!!(苦笑)

その熱さで、最初は、このラーメンの味がよく分かりません💦

でも、今回は、とにかくここのラーメンのスープのダシを味わいたくて来たんです。

同じ永福町系の海空土のスープとどう違うのか。海空土のスープを言葉にする上で、どうしても、ここのスープを味わい尽くしたかったんですね。徹底的に、ここのスープを味わいます。

海空土との違いは、やっぱりありますね。

海空土自体、味が常に変化し続けているので、いつの海空土の味と比べるのかにもよりますが、、、。とりあえず、今の海空土のスープと比べてみます。

まず、油分ですが、北習志野大勝軒のスープは、海空土のスープよりもかなりファットで、油分多めだなぁって思いました。昔の海空土もこれくらい油分はあったのかな? 今の海空土のスープは油分を抑えているのかな?、とも。それゆえに、スープの熱が外に逃げないので、スープの表面の温度がかなり高いです。やけどに注意!っていうほどに。

それから、ここ大勝軒のスープは、今の海空土に比べて、しょっぱさが際立っているなって思いました。しょっぱさに飢えた若者たちの心をつかむアグレッシブなしょっぱさを含む味わいになっています。

でも、全体的には、そこまで強烈な味でもなくて、すごくまとまっていて、美味しいスープになっています。この「美味しさ」は、いつも海空土で感じるおいしさとほぼ同じかなって。

煮干し感というか、煮干しの旨みの感じさせ方もかなり近いなぁって思いました。いわゆる煮干し粉をラーメンのスープにぶち込んだ味ではなく、煮干しの旨みをスープにしっかり含ませた旨みたっぷりの味わい。

ラーメンのスープの寸胴も、「五右衛門釜」を使っていて、スープの取り方も海空土との共通点が多々ありました。(永福町大勝軒って、こういう釜使ってたかなぁ、、、失念…)

こうなると、永福町大勝軒にもまた行かなきゃっ💦

麺はこんな感じです。

ここの麺は、永福町の「草村」の麺ではないんですね。

店主さんに聞いたら、千葉の麺を使っているとのことでした。

どこだろう? 山田食品の麺??

このツイートによれば、「珍来の製麺所」の麺ということらしいですが…

たしかに、この麺の食感、珍来の麺と言われると、そうだったように思えてきます。

いずれにしても、草村の麺ではないけれど、草村の麺を感じる麺ではあったかな?!って。(何も知らないで食べたのですが、草村っぽいけど、違う製麺所の麺かなって思ったんです)

で、とにかく、この麺の量が凄い、、、💦

通常のラーメンの倍の量がありますからね。

湯切りをする店主さんの手も若干(重みで)震えている感じがしました。

でも、それでも「お腹一杯、ラーメンを食べてもらいたい」という店主さんの想いがあるんですよね。

ラーメンも色んなタイプのラーメンがありますが、歴史的に見て、基本的には「安くて、お腹一杯になれる、庶民の食べ物」だと思います。「安くて、お腹一杯になるラーメンを出したい」という想いが、日本のラーメンの発展につながった、と僕は考えています。

その想いがお客さんに届き、こうして、毎日常時行列ができるお店になっていったんだなって。

チャーシューは、ちっちゃいです(苦笑)

チャーシューメンにすると、チャーシューがどかどかっと入っていますが、普通のラーメンだと、めっちゃ小さいです。でも、ここの美味しいスープなら、チャーシューは最低限でいいんです。麺とスープがあれば、いくらでも(他のトッピングに頼らずに)食べられますからね。

ホント、最後の最後まで美味しいスープで、終始カンゲキしていました(n*´ω`*n)

卓上調味料はこんな感じです!

これは、餃子用でもあるのかな?!?!

…というわけで、、、

ジャーン!!

餃子

です!!

看板には、「中華そば 餃子 大勝軒」って書いてあります。

ってことは、やはり餃子を食べなければならないなって思って。

こちらの餃子、すごく力強くて、タフな餃子になっていました。べちゃべちゃじゃなくて、カリカリタイプというか、とにかくハードな餃子で、醤油もラー油もお酢も要らない。そのまま食べてもとっても美味しい餃子でした。

ただ、醤油とラー油とお酢で食べると、昇天👼するほどに美味しくなりましたが…苦笑

せっかくなので、餃子をここのラーメンのスープに浸して食べてもみました。

ここの美味しさ・旨さ溢れるスープの味が入った餃子になり、これまた昇天👼~でした。

いや~~、これはもう、ちょっと、、、

北習志野大勝軒、恐るべし、、、

***

というわけで、、、

永福町大勝軒系の北習志野大勝軒の初の実食レポでした!!

いや~、美味しかったなぁ~~(n*´ω`*n)

海空土と同じ「系統」だとは思いますが、「違う味」でもありましたね。

他の「~系」のラーメンでも味が色々と違ってきますが、永福町大勝軒系のスープは、なんか、「根幹」はブレず、でも、「味わい」は多種多様っていうか。

店主さんは、イメージ的には「おっかなそう」なイメージでしたが、すごく優しい御方でした。もう結構ご高齢なんじゃないかなって思いました。

平たい竹柄そば揚を持つ手が少しだけ震えていたのが、なんかすごく記憶に残っています。2玉分の麺をそば揚で湯切りをして、器に放るその手にも、なんか42年の歳月を感じさせてくれました。

海空土もあと22年は頑張れる!!??

営業時間はこんな感じです。

日曜日と水曜日と木曜日が定休日。

そして、営業時間はお昼のみ、3時間半。

敷居は高いですが、これは是非一度は食べておきたい千葉の名店ですね。

ホントにホントに美味しかったし、ボリューム満点ですし、アットホームですし、、、

なんか、本質的に「海空土」と似ているんだなぁって思いました。

あと、北習志野大勝軒のすぐ隣の隣りのこのお店も気になりました。

でも、ネットで調べても情報が出てこない、、、

もう、営業してないのかな?!?!

こっちはどっちの大勝軒だ?!

永福町Tシャツもある!!(欲しい…😂)

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