最近、音楽ネタの記事が全然ない、、、汗
でも、相変わらず、「コレクター」として、CDはガンガン買っては聴いているんですけどね。。。
さて。
DEAD END。
DEAD ENDが好き♪という若者には、ほぼ出会ったことがない。。。
というか、当然な話で、彼らがかつて現役で活動していた時に、今の若者は生まれていないわけで。
しかも、それこそDEAD ENDに触発されたミュージシャンたちさえ、今の若者は聴かないわけで。
今の若者に説明するなら、こうかな?
「シドっているでしょ。そのシドが大好きなラルクアンシエルというバンドのメンバーが好きだったバンドがDEAD ENDだよ」
…
つまりは、憧れのバンドのメンバーが憧れていたバンドのメンバーが憧れていたバンド。。。(汗)
あるいは、
「Sadieってバンドがいるでしょ。そのSadieが好きだったDir en greyというバンドのメンバーが好きだったバンドがDEAD ENDだよ」
かな(汗)
いや、もう、もはやSadieも若くないのか、、、orz...
しかも、今のV系好きな若者たちが好きなバンドの音楽のルーツが分からない、、、汗。。。
あと、例えば凛として時雨とかマキシマムザホルモンとかも、もともとはV系好きだったんだよな? でも、ルーツが分からない。。。
いずれにしてもですね、
DEAD ENDは、V系シーンを動かしてきた人々に尊敬されてきたバンドなんです。
「尊敬」という言葉が一番合ってる気がします。
今回の参加メンバーを見れば、その凄さが分かると思います。
90年代~00年代に活躍した有名ミュージシャンたちがずらりといます。
Hyde、河村隆一、清春、チャック(栄喜)、yasu(ジャンヌ)、カリガリ、Aki、、、
ラクリマのメンバーはほぼみんな。DirのShinyaも。ジャンヌ率も高い。
いわゆる「ヴィジュアル系バンド」で有名になった人たちの多くが尊敬していたのがDEAD ENDということになる。
***
僕自身としては、ギリギリ、タイムリーだった。
初めて聴いたのは、1988年12月に発売された初のシングル「BLUE VICES」だった。
最初、この楽曲を全く理解できず、でも、聴いていくうちにはまり込んで、MORRIEさんの声に魅了されていった。
麻薬みたいな声、という印象が強かった。
その後に聞いたのが、DEAD LINEだったのが間違いだった(苦笑)。一気に嫌いになってしまった(汗)
中学生に、DEAD LINEはきつすぎた、、、汗
・・っていうか、怖かった…(苦笑) 怖かったことを覚えてます。
で、yasuがカバーしている「So Sweet So Lonely」で、よくお茶の間に登場していました。
あの頃が一番ブレイクしていたんだろうな、、、(そして、迷いだしたんだろうな、、と)
きっとみんなそれぞれに思い入れがあると思いますが、僕は「BLUE VICES」だなぁ。
この曲は、今もふとした時に、膝を抱えてじっと聴いてしまう大切な曲なんです。
それと同じように、きっと参加メンバーも、同じようにDEAD ENDの曲を今も膝を抱えて聴いているんだろうな、と。
そう思うと、どの曲も、「かけがえのない曲」に見えてきます。
このトリビュートアルバムは、それぞれのV系ミュージシャンたちの尊敬と愛情がつまった作品になっています。
「ああ、みんな、きっと本当に好きなんだなぁ」って感じるほどに。
「売るための作品」じゃなくて、それぞれのミュージシャンの「原点」をのぞき見る作品というか。。。