Lillies and Remains - You're Blind
ヴィジュアル系が再び冬の時代に入っている。
今回は、ヴィジュアル系のみならず、音楽業界そのものの危機の時代になっている。
でも、僕的には、「商売」として成り立たなくなっているだけで、音楽そのものはかつて以上に成熟しているとも思っている。
今の現状は、かつて僕がドイツで見たものと同じものだった。大ブレイクするバンドやアーチストがいなくて、単純に「歌」だけで評価される時代。浮かんでは消える音楽界。聴き手も成熟していて、すぐに特定のアーチストに熱中しないドライな目。
でも、音楽は常に生き続けている。
そんな中で、僕の中では、次世代のヴィジュアル系は、「ネオ・ポジパン時代」を迎える、と考えている。
時代とは巡り巡るもので、これまでJ-POP追随的な路線と、へヴィーメタル路線が主流だったが、そろそろその限界も見えてきた。その中で、今後、「斬新さ」を出すとすれば、New Wave系~ポジパン系が一番だと思うようになった。
そんな中で、とても素晴らしいバンドが現れた。Lillies and Remains。
この曲を聴いたとたんに、震えた。久々に、こういうボーカリストの声を聴いた気がした。かつてのTUSKを若干彷彿とさせるジャパニーズポジティブパンク。
今後、このバンドの動向には注目したい。
きっと、今の若者には、新鮮に感じるに違いない!
僕的には、まー、懐かしいというかなんというか。もう少し、違った要素も入るといいかな、と思いましたが、、、。
MERRYともつながりがありそうです♪