Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

オーストリア記4 ハルシュタットの美しい時間

2011/02/17

朝、目覚めると、悪寒はなくなっていた。8時50分頃にはホテルを出て、9番の路面電車に乗ってWestbahnhofに向かった。現在、Westbahnhofは大工事中。なので、ホームの番線も変更あり、ってことで、油断はできない状態だった。本来なら、昨日の時点で特急の予約も乗り場の確認も行っているはずだった。で、なんとか、予定の特急に乗ることができた。ブタペスト出発で、ハンブルク行き。なんと。欧州横断鉄道でありました。こげ茶色の車両で、なんか重々しい車体でした。これにのりこんで、いざザルツカンマーグート、ハルシュタットへ。

ハルシュタットは、オーストリアの中でも最も美しい町といわれる小さな町。人口は1000人程度。現地の人の話だと、800人程度だとか。電車で、halstattに向かい、そこで船に乗り換えます。船で7分くらい。湖は恐ろしく美しいです。高い山に囲まれた小さな世界が広がっています。天候は抜群によくて、冬の美しいハルシュタットを眺めることができました。もちろん学生たちも大興奮です。20歳そこらで、こんなに美しい景色を見てしまったら、これからどうなるのでしょう。すごい贅沢な時間が流れていきます。町に着くと、目の前がホテル。これにはびっくりしました。美しい湖のほとりの四つ星ホテルに泊まるとは。僕的にも、エキサイト。かなり興奮しました。太陽の光がまぶしくて、うっとりさせられました。

町の散策も1時間ほどで終わってしまいました。宮崎駿の描く映画の世界のような風景に、学生たちもすっかり魅了されたようです。ハルシュタットを選んでよかったー。

で、町のはずれのスーパーで買い物をして、ホテルに戻りました。

5時から、今回の旅の一つのメインでもあるゼミナール@オーストリア。

ホテルの一階のカフェで、おおよそ3時間半、がんばりました。K藤が発表できなかったけど、6人の発表を聴きました。学校について、人生について、愛について、神と信念について、共生について、大激論を交わしました。ちょっと長いかなと思いきや、あっという間に時間が流れてしまいました。これぞ、本当のゼミ、本当のサロン、本当のカフェハウスです。本当の学びがやれたかなと、心底嬉しく思いました。短大2年間の学びだけど、本当の意味での「高等教育」ができたんじゃないかな。みんな、学ぶことをやめないでほしい。ここからが本当の学びのスタートラインなのだから。もちろん僕だって学ぶことをやめない。学ぶことが人生だし、人生がどうなるのかはおのれの学び次第だ。

終わった後は、ホテルの従業員さんに連れられて、提携しているレストランへ。それなりの高級店みたいですね。日本語のメニューがありました。ドイツ語とほぼ対応していました。値段のつり上げもなさそうでした。思い思いに食べて、楽しい夜を過ごしました。

美しい大自然の中で、おおいに語り、おおいに食べて、おおいに飲む。最高の贅沢じゃないですか。単なる修学旅行でもない、形式ばった研修旅行でもない、自由と学びに溢れる旅。出会いと別れを繰り返す旅。なんて素敵な旅なのでしょう。

夜は、四つ星ホテルをおのおの堪能しているようでした。今回の旅で唯一バスタブのある部屋でしたね。あ、あと、夜、「屋根裏サウナ」に入りました。暑かったです(爆)←そのまんまですね。。。 すごい汗をかきました。少しは痩せたかな?!

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