Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

SHIAWASE しあわ世@ハンブルク 創業7年。超一級の場所にあるお寿司屋さん!

たまたまI先生と歩いていたら、ふとこの看板が目に入った。

この瞬間、「あっ」と思った。

この女性、どこかで見たことがある…

インターネットで見た。

この(大変失礼ながら)あやしい感じ…(あるいはエキゾチックな感じ)

あ、これだ。

http://www.shiawase.de/

あまりのインパクトに、記憶に残っていた。

そこで、先生とここで昼食をとることにした。

東京、、、ですよね。

でも、かなりデフォルメされています。

こんな街だったかなー。。。

でも、いいんです。ドイツ人の「幻想」「イメージ」に合わせたものだろうから。

僕らにも、「ヨーロッパ」「ドイツ」の幻想やイメージがあります。

「ヨーロッパはかくあるべし」というのがあると思います。

と、同様に、こちらにも、「日本はかくあるべし」というイメージがあるように思います。

それを、「憧れ」といったり、「偏見」といったりします。

良くも悪くも、バイアスがある、と。

お店の中です。

上の写真の方、Yokoさんというらしいですが、「よう子」さんなのですね。

この習字の作品が凄いのかどうかは、僕には分かりません。

が、きっと、こっちの人には斬新なのでしょう。

ハンブルクの中心ともいえる内アルスター湖の目の前にお店があり、一望することができます。

いい場所です。

僕が知る中でも、もっともロケーションのいい日本レストランのように思います。

それが創業7年というのだから、驚きます。

ハンブルクは、本当に日本レストランに乏しいところといいますか、他の都市に比べるとあまりない気がします。
(一応、あるんですけどね、、、ニュージェネレーションの日本レストランがない!)

残念ながら、ラーメン系はありませんでした。ハンブルクは、本当にラーメンが食べられるお店が少ない。まともなラーメンも乏しいし、RAMEN AS POP CULTUREは存在していない(現時点で)。

ドイツ第二の大都市なのに…

***

今回は、大人しくお味噌汁と昼のランチ定食を。 

味噌汁です。

見ようによっては、ラーメンっぽくもない器です。

しかし、ここまで仰々しくお味噌汁を食べる、というのも、、、

「ありがたいもの」なのです。=「あることがむずかしい存在」なのです。

味わいましょう。

シャケ入りのお味噌汁を頼みました。

なので、シャケがいっぱい。

これはこれでありかな。シャケの脂がいい感じでスープの表面に浮いていて。

ただ、根本的に「ダシ感」がないので、残念でした。

I先生は昆布のダシが、と申され、僕は煮干しの味がない、と言い…

ダシをめぐっても、日本同士、対立するものです(苦笑)

にしても、ダシ感がないのは、遺憾であります。

 

こちらが、SHIAWASEのお寿司セット(13€)です。

まぁ、見て楽しむ感じですかね。

アメリカ経由で入ってきたグローバル時代のSUSHIですね。

でも、そのグローバル時代のSUSHIにも、優劣があります。

優れたSUSHIは、本当に美味しいです。

前にそのI先生に連れていってもらったベルリンのお店のSUSHIは冴えわたるほど美味しかった。
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/0954e3a0c8f72c12498f042b9eb52fe2 

*げ、ベルリンのココロラーメンに二号店ができてんじゃん!!(驚愕)

ここのSUSHIは、いわゆるこっちのスタンダードクラスかな。

ただ、とても丁寧に作られているとは思いました。

こっちのレベルの低いお寿司屋さんは、出てきた時にすでに形が崩れていたりしますからね。

そういう意味では、「高級店」なのかもしれません。

やはり、SUSHIもRAMENも難しい料理です。

他の料理よりも、優劣がはっきりとでてしまう。

そこを今回、強く感じたし、学びました。

料理に関しては、「さすがは日本人だ」と思いますし、そこには強い誇りを感じます。

日本の食文化は、本当に世界最高レベルだと思うし、こっちの人にはなかなか真似できないことだと思います

(がゆえの問題-例えば食品廃棄、輸入依存、食糧過多-もあるわけですが…)

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