Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

第三日曜日の会は2011年から第四土曜日の会になります!

2010年12月に書いたものですが。。。

***

何年前だろう。4年くらい前に僕が立ち上げた『第三日曜日の会』。

この1年間、僕はお休みさせてもらってたけど、参加してくれていた卒業生たちが自分たちの意思で続けてくれていました。本のことも片付いたので、また新たな気持ちでやってみようということになりました。

12月例会に参加したみなさま、お疲れさまでした。楽しかったですわーい(嬉しい顔)


第三日曜日の会は、うちの学生・卒業生と僕の私的な民間教育団体です。まー、簡単にいえば、保育・教育の事例検討会ですね。僕は事例研究を専門でやってきたわけだけど、なかなか学校の講義や演習では事例研究ができません。っていうか、少人数のクラスでじっくりっていうのがとても難しいのです。

そんなわけなので、「もっと勉強したい」、「もっと事例研究がしたい」っていう学生や卒業生のために、月一で勉強会をしよう!ということで始めました。仕事をしていても、個別の事例についてじっくり検討することはできません。ましてや、同僚と事例研究をする時間なんてないし、そんな余裕もなかなかありません。それに、事例研究をきちんとやれる先生というのは、なかなかそばにはいません。ただなんとなく仕事として子どもと関わっていても、なかなか「子どもを見る目」は鍛えられません。日々の仕事を振り返り、そしてじっくり考える時間が必要です。

日々の喧騒のなかで、一番忘れてしまうのが、「子どもから学ぶ」という姿勢です。それから、「子どもをきちんと見る」という姿勢です。これは、本当にほとんどの人が忘れてしまうことです。


教師、保育士の(本質的な)仕事は、とにかく子どもをよく見る、深く理解する、深く捉える、ということにつきます。それ以外の仕事は、その本当の目的のための周辺でしかないんです。本来。でも、仕事をしていくなかで、その目的がぶれてきて、見えなくなります。

第三日曜日の会は、そういう忘れてしまいがちな大切なことをどこまでも追及する姿勢、方法、問題意識をお互いに高めていこうとする集まりです。少人数で、一つの事例をたっぷり時間をかけて議論していきます。

今日は、卒業生(ドイツ語愛好会出身)の一つの事例と、一つの僕の事例の二つだけで、3時間くらい議論しました。テーマは「ハエ」でした。

子どもから学ぶ事例というのは、そうそう書けるようにはなりません。書けないってことは子どもから学んでいないってことと同じことです。これは、きちんと訓練しなければできないことで、僕としては、それをきちんと教えたい、伝えたいと思うし、また、自分自身、もっともっと深く「子どもから学ぶ」ということを突き詰めていきたいと思ってます。

事例研究をもっと深めたいという人は是非来てもらいたいですね。うちの学生・卒業生は大歓迎です。

なお、「第三日曜日の会」は、今後、「第四土曜日の会」に変わります。理由は色々ありますが、土曜日の夕方の方が、気持ち的にいいというのがその大きな理由です。時間は4時半からです。うちのA15教室でやります。事例を発表する人は、A4一枚程度で、(まずは)自由に事例を書いてきてください。

発表すれば、きっと何か見えてくるはずです。kei先生もその事例に真剣に向かい合います☆


次回が、新生第四土曜日の会の第一回です。すっかりご無沙汰の人も、新規の人も、現在は保育職を休業している人も、卒業間近の学生も、現場的に学びたい一年生も大歓迎です。

***
 
日にちは1月22日(土)16時30分~です。
 
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おおよそ3時間くらいの会になると思います(発表者の数によります)。

事例から学ぶということは、現場から学ぶということであり、そこを生きる子どもたちから学ぶということになります。教育や保育の原則は、「子どもから」です。その具体的な方法を検討していきます。
お待ちしております。

是非またkei先生と一緒に学びましょう。もちろん無料です。

来るも自由。来ないも自由。学ぶも自由。学ばぬも自由です。僕は学び続けます☆
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