Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

◆BUG◆ FORBIDDEN COLOURS kyoちゃん!好き!


ちょっと遅くなったけど、遂にBUGの新作をゲットした♪

祐とはまた違った意味で僕の師匠。彼の声、彼の歌、彼のスタイル、彼のファッション、彼の思想、彼の表現力、いろんな面で彼から影響を受けてきた(今はこんなになったけど・・・汗)

D'ERLANGERが復活、という話を聴いた時、真っ先に思ったのがBUGのことだった。BUGって、実はすごい良いバンド。アルバム全部持っているけど、どれも個性的だし、斬新的。ちょっとマニアックだけど、聴き飽きない何かがあって、するめみたいな味がするような、、、そんな楽曲を毎回聴かせてくれる。

BUGのオフィシャルHPはこちら

D'ERLANGER復活後も、ちゃんと活動し続けてくれる。それが僕にはとっても嬉しかった。もちろんD'ERLANGERの復活も大歓迎。だけど、それ以上にBUGの活動が続行されることのほうが実は嬉しいかも。前作のSeele Blumeもすごくよかったし。

今作はどうなっているんだろう?!ワクワク・・・

1 fragile
出だしから超クールでカッコイイ。「何故?!」と思わず考えたくなるほどに。基本的に曲の世界観はkyoとASAKIのタッグによるもの。歌詞はデランジェっぽい?!でも、曲の構成や雰囲気はやっぱりBUGそのもの。AメロからBメロに移るところなんかはめちゃめちゃBUGっぽい(マニアックかな?!)。サビはなんだかdie in criesを思い出しちゃった。サビのコーラスは結構キレイで気持ちよい。歌詞も奥深い。「きっと全ては終わりに向かい 歩いているから美しいのかな」。ドライフラワーと自分を重ね合わせて聴いてみると、意外と共感できるかも?!

2 KISS ME KILL ME KISS ME
うわ。これまた切なくてカッコイイ曲だ。カッコイイ! Aメロのギターのリフがめっちゃクール。ソフトな8ビートが心地よい。二曲続けて、こんなにクールでカッコイイ曲やっちゃっていいのだろうか?? 歌詞はkyoちゃんそのもの。ちょっとHな感じ?! デランジェでの活動がBUGにいい影響を与えているのかな。ちょっとちょっと!カッコイイじゃない!!

3 Swim Like a Butterfly
すさまじいギター音で始まる。テンポ的には2と変わらないのだが、今度は軽快でポップなバンドサウンドに切り替わる。この曲はこれまでのBUGらしさが結構強く出てるかな。日本のバンドなんだけど、すごく洋楽っぽく聴こえる。そこがなんともいえないナイスなところ・・・なのかな。歌詞は単純に「応援歌」っぽいかな。「大切なモノまた一つ失って 気付いていくのなら 捨ててしまおう キミ以外の事は大して大事じゃない」。ふむふむ。。。 この曲のギターの音はホントカッコイイです、はい。

4  I WANT YOU
なに?!次はこう来るか・・・ バックのギターは跳ねる感じの曲で、オシャレで気だるいのに、歌詞は・・・すごいんじゃない。kyoってやらし~(苦笑)。なんか、この曲、とっても変。明るい感じのようにも聴こえるし、アダルトな音楽にも聴こえるし、ポップにも聴こえるし、ねちっこい曲にも聴こえる。すごい! 本当にまさに「禁じられた色彩」って感じがします、はい。これはデランジェでは絶対に聴けないkyoの歌だと思う。バックのキーボードがナイス!

5 Romantic Teardrops
出だしの奇妙なシンセ音が印象的。イントロは結構ゴージャスな感じ。またまたやらし~曲。kyoちゃん、どうしちゃったのかな? 大丈夫かなぁ~(苦笑) Bメロの軽快なリズムはちょっとたまらないかも?! 曲としてはかなりまったりした感じかな。BUGっぽいっちゃBUGっぽいけれども・・・ インターブレイクってことで。

6 Woo La La -言葉無き詩-
すげ・・・ ワイルドでジャンキーな感じだな。なんか動物園みたい(ジャングルビートにひっかけて)。ドラムのリズムも野生的っていうか、めっちゃワイルド。野生人の雄叫びのような感じにも聴こえる。サビは新宿心音会の影響か?!(苦笑) サビの前に「言葉無き詩を アナタへ届くまで」と歌った後、La La La....と続く。まさに、心音会インスパイア系(苦笑)。この曲、最初はギョッとしたけど、聴いていくうちにはまってしまった・・・ すげ~~ 最後の終わり方は超ナイスっ!

7 JELLYFISH
いや~ 飽きさせない構成だなぁ。ここで超ハイスピードなパンキッシュなロックへ。歌詞ももう壊れてます・・・ 知ってる言葉並べただけでしょ?!と突っ込みたくなる気持ちはさておき。ここまではじけたパンクロックってこれまでのBUGにあったかなぁ~としばしば考え込んじゃった。ホント、パンクだなぁ~ ライブに合っている一曲だ。

8 ワルイユメ
げげげ、どうして突然パイプオルガンが・・・ ホント、すごい・・・ 驚愕だ。そして、ヘビーなラウドロックに。Aメロは、ダッタカダッタカダッタカダッタカ系のリズム/ギターリフ。Bメロはクールでかっこいい。Bメロとサビの間のギターの導入がめっちゃクール/熱い。こりゃ、keiにはたまらない。ヨダレが思わずでちゃいそう。タイプの曲だ。Nightmareを使うとどうしてもデランジェの歌詞にダブらせちゃいそう。ギターソロもなかなかだ。最後のギターの早弾きも聴きどころ。しかし、これBUGの曲じゃないだろ~と突っ込みたくなるなぁ。

9 WONDERLAND
教会の鐘がったと思いきや、なんじゃなんじゃ。デカメロンのあの曲に似た超ポップな曲がここで登場する。デカメロンはかなりマニアックだな。なんていうんだろう、ボウイっていうかなんていうか。もう少し切ない感じの歌詞の方が共感できたかも。しかし、最初の鐘の意味が分からない・・・

10 美獣 -Beautyful Beast-
突き抜けた感じのはじけた一曲だ! まさにこれまで培ってきたBUGの「らしさ」が存分につまっている一曲だ。kyoもすごくのびのびと歌っているのが伝わってくる。サビのあとのブレイクのところが一番の聴きどころかな。人生にもやっぱりちょっとしたこういう小休止が必要だよな~ 勢いだけじゃダメだってことを教えてもらえた気がする。あと、この曲まで聴いて思ったのは、本作は「愛と性」っていうのがテーマだったのか!ってこと。歌詞のテーマに一貫性があったようだ。

11 証
今回のアルバムで一番話題になっている曲。これまでにないくらいにストレートな歌詞を歌うkyo。心境の変化が感じられるのだ。しかも、ただストレートなだけじゃない。すごく深いっていうか、壮大っていうか。昔のkyoには書けない詩だろうな。すごくいいっす。「人はいつか星に成る 必ず誰だって その瞬間に生きた理由知るのだろう 最期に」。。。 まったくその通りだと思う。最期の最後に、きっとそのことが分かるのだろう。逆に言えば、今考えていることや理解していることなんて、とてもちっぽけで小さいことなんだと思う。今辛いとしても、その辛さが50年後にも続いている可能性はゼロだろう。今という拘束を振り払って、今という瞬間を大切にして、今という瞬間をしっかりと生きていきたい、そう思わせる壮大な名曲といっていいだろう。

【総評】
一言で、濃いアルバムになっている。本当に濃い。これまで培ってきたものを決して否定することなく、うまく昇華している。デランジェとBUGの二束のわらじと捉えられがちだけど、全然中途半端じゃない。っていうか、むしろより研ぎ澄まされた感じがする。かっこよくて、クールで、セクシーで、ワイルド。ダンディズム溢れるBUGの世界はさらに奥行きを増している。

ASAKIの全曲解説1
ASAKIの全曲解説2
ASAKIの全曲解説3

コメント一覧

kei
さすが、たっぺいさんですね!!

聴いておられましたか?!?!
予想通りでした?
想定範囲外でした??

ワルイユメは、、、想定範囲外でした(苦笑)

なんてったってもう・・・の先が気になります!!!
じゃあ・・・の先を知るためにもBUGライブに行かねば!!(もう2年くらい行ってないです、、、)

ありがとうございます!!
たっぺい
keiさんこんばんわ~♪

BUGネタだったので、食いつきましたw
『FORBIDDEN COLOURS』良いですよねぇ~
LIVEで聞くと、もっといいですよぉ♪
私は、『ワルイユメ』が一番好きですw
いやぁ~もうコレがまたLIVEだとカッコイイんですよぉ!
何てったって、もう…(長くなるので自粛w)

keiさんも是非LIVEに足を運んでみて下さいねw
D'ERALNGERとは、また違った世界観を楽しめますよ♪


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