Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

幸貴@浅草橋 創業2005年にして東京の新名店、ここにあり!

 

馬喰町のラーメン店をまわったあと、浅草橋まで歩きました。
目的は、ただ一つ、これまで二度ほどふられていた『幸貴』です!

この幸貴は、ずっと気になっていました。
ラーメン本ではほとんど話題にならないのに、
超らーめんナビやその他有料ラーメンサイトでは、
極めて高い評価を受けているのです。

このことから、老舗のラーメン店なのかな?と思いきや、
なんと、創業は2005年。いったいどういうことなのだろう?
老舗のような新店? 新店にして老舗?
なぜこれだけ評価されているのに、雑誌には出てこない?
取材拒否店? 謎に包まれ過ぎているお店なんです。

しかも、客席はたったの5席。JRの高架下にある小さなお店。
噂では、さぶちゃん@神保町に通じる個性的な店主さんとのこと。
ラーメンフリークとしては、どうしても行ってみたいと、思っていました。
浅草橋って、なかなか来ない場所だけに、この機会を逃すわけにはいかぬ、と。

で、向かいました。

住所は、東京都台東区浅草橋1丁目16-8、ですね。
JR浅草橋から徒歩数分です。高架下にあります。

とても小さなお店ですが、全くもって綺麗です。
2005年創業ということで、老舗っぽさを感じさせつつも、すごく綺麗なんです。
のれんも、素敵で、今風でありながら、ほっとさせられます。

店内に入ると、カウンターのみで、本当に5席しかありませんでした。
窮屈かな?と思いきや、座ってみると、それほど狭さは感じませんでした。

メニューをみると、しぼりこんだと思われる潔いメニュー構成になっています。
分かりやすい、といいますか。無駄のないシンプルなメニューですね。
連食なので、「麺少なめでお願いできますか?」とお願いすると、
店主さん、「そんなにでかいのに、麺少なめ?!?!」、、と。

・・・

聞いていたとおり、すごいストレートな店主さんです!!

でも、気さくに話しかけてくれて、いろいろお話させてもらえました。
強面の店主さんですが、江戸前?の男らしいやさしいお方でした。
(ラーメンブログ・ブロガーについても意見を交わしました!)

さて、中華そば。

麺少なめということで、ワンタンをプレゼントして頂きました。
(画像は麺少なめ+ワンタン増しになっています!)

スープを一口すすると、優しい味わいに包まれる気分になります。
安心できる味わいで、そして、美味しさが口の中に広がります。
「昔ながら」を感じさせるさっぱりとした和風醤油ラーメンです。

が、「昔ながら」と書くのが躊躇われるくらいに、しっかりと味わいが感じられます。
相当量の材料を使っているように思われます。動物系のダシはかなり…
この旨みは、かなりイケイケになっています。
スープの表面をみると、結構油も浮いています。
あっさりしつつも、かなり濃厚、というか、強い味わいです。

昔ながらにして新しい東京ラーメン?!
レトロコンセプトというわけではないですが、
「温故知新」という言葉がぴったりとはまる一杯でした。

麺は、やや細めで、ゆるいウェーブがかかっています。
ちゅるちゅるっとした食感で、固すぎず柔らかすぎないちょうどよいゆで加減でした。

チャーシューも当然自家製で、しっかりと味がついていました。
スープ同様、バランスの取れた味加減で、しょっぱすぎず、固すぎず、と。

驚いたのは、ぷりんぷりんのワンタンでした。
毎朝、西友で、いや(苦笑)、こちらでワンタンの仕込みをしているそうです。
がゆえに、すごい存在感でした。常連さんもワンタンが大好きだそうです。
このワンタンの食感は、ホント尋常じゃありませんでした。
ワンタン好きのラーメン・フリークは必食です☆

いやはや、どこから見ても完璧な「東京ラーメン」でした。
完璧というのはふさわしくないかな?
どこまでも丁寧でバランスのとれた優しい一杯でした。
こういうラーメン屋さんが都内にもあるんですね。

新店であって、名店。
老舗の雰囲気をもつ、新しいお店。

まだまだ僕も勉強不足です。
都内にもこういうお店がまだまだあるんですね。
いろいろと考えさせられるひとときでした。

また是非再訪したいお店になりました

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