「ヴィジュアル系」という言葉が一般に広まろうとしていた時期に、
熱く活躍していたのが、GLAYという北海道出身のバンドと、
KILL=SLAYDというバンドだった。あと、堕天使、ね♪
GLAYとKILL=SLAYDはいわば同期、同級生にあたる関係柄だ。
どちらも、BOOWYやCOMPLEXに通じる80年代ビートロックの影響を強く受けていた。
きっと、音楽の趣味も近くて、話も盛り上がったんだろうな。
交友はずっと続いていたみたいだった。
特にTOKIとTAKUROは「親友」と呼べるほどの間柄なんだとか。
TOKIさんについてはこちらを☆
http://ja.wikipedia.org/wiki/TOKI
REAL、TOKIさんのブログはこちら!
http://blog.livedoor.jp/c4toki/
このブログ、めちゃめちゃ面白いですから。
これだけ熱く色んなことを語れるボーカリストって、、、
いないと思います。で、ちょっとおちゃめなところも
僕個人的にも、KILL=SLAYD時代からの大ファン♪
市川CLUB GIOでも見たことがあったなぁ。
自慢じゃないですが、DEATH13以前からのファンですよ!
(って、誰に向かって言ってんだか…)
きっとTOKIさんとはどこかでいつか出会える気がしているんです。
運命と運命がシンクロするときを楽しみにしています。
圧倒されないよう、こっちも色々と武装しておかなきゃ(苦笑)
でも、きっとTOKIさんとはどこかで出会います☆
いつか、絶対「対談」したいんです。TOKI VS Dr.Keiで、、、
(そのためにも、頑張ってもっと上に行かなきゃ、、、涙)
そんな妄想話はいいですね、、、
STEALTHを知らないGLAYファンは、僕的にはNGです(汗)
本当のGLAYファンならSTEALTHは知ってますね。
2002年にTAKUROプロデュースでデビューしたユニットです。
VOCAL、TOKI、GUITER、TAKUROっていう、、、
僕はかなりお気に入りだったんですが、
その後、なんだかよく分からないうちに、活動休止。
短命に終わったSTEALTHですが、
2011年、凄いメンバーを引き連れて、アルバムを作ってしまいました。
それが、Alstromeriaという壮大なアルバムです。
ちなみに、意味は、植物で、ユリズイセンのことらしいですね。
多年生殖物の総称らしく、Peruvian lilyともいうんだとか、、、
GLAYサウンドを感じる激しい一曲目の「激情」。
それに、熱くて太いTOKIの声ががちっと重なり合う。
単純にカッコいい曲です!
二曲目の「心壊」は、keiお気に入りの一曲です!
メランコリックで壮大でエモーショナルなロックサウンドが楽しめますね。
裏のオーケストラ(チックなシンセ?)がすごい素敵で、うっとりしますねー。
三曲目のGREEN WAYも、心地よいビートロックです。
どうしても、COMPLEXがイメージされてしまうのは御愛嬌でしょう。
GLAYファンも、C4ファンも、Kill-slaydファンもみんなにっこりできるんじゃないかな。
サビのメロディーがどこか揺れてる?のも御愛嬌、ですね。
灼熱は、それこそ2002年のSTEALTHの代表曲。
こうやって聴くと、なんか懐かしいですねー。
でも、2002年だったっけ~?!
もっと古いような気がしてならないのだが…
7曲目の「sickbed」は、本当に素晴らしい名曲ですね。
この歌詞は、実話なのでしょうか。すごい内容です。
不慮の事故や病気で、日常の生活が送れなくなった人の唄です。
ロックに限らず、音楽って、「一般人(健常者)」に向けて歌ったものばかり。
この曲は、一般人(健常者)が特殊者(障害者)になってしまった苦しさを歌ったもの。
また、被害者と加害者の葛藤も描かれています。
曲なのに、小説を読んでいる気持ちになります。
(YouTubeにありました♪)
SHADYも、GLAY~KILL-SLAYDファンにはたまらない一曲ですねー。
ノリノリ、イケイケです。
その次の、urbandiaryは凄いですよ。
これ、TOKIさんにしか絶対にできない。すごいです。
これ、どうやって録音したんでしょう。よく音楽と言葉が一致したよなー、っていう。。。
知的能力が試される一曲かも?!
「人間は文明的には進化した。しかし精神的には退化していくような気がする」
こんな歌詞をさらっと歌いのけてしまうTOKIさんって、、、
学者になればよかったのに・・・(苦笑)
11曲目の残響は、すごい美しいピアノの旋律に合わせて、
TOKIの低いウィスパーボイスが重なっている。
すごい退廃的で、美しい。ベースの音が凄い綺麗でビックリ!
最後のAlstromeriaは、すべての日本人に聴いてもらいたいバラード曲ですね。
児童養護施設の子どもたちのための歌、ともとれそうな曲になってて、
とても考えさせられる歌詞になっています。
「誰かを何かを恨んではいけない それはね、何より 君のために
君がもし幸福の神様だったなら 怒る子より笑顔の子を幸せにするだろう」
TOKIさんも児童養護施設の内実がよく分かっている人だから、
そこでの問題、愛情の問題、憎しみの問題、それが連鎖してしまう問題、
色んな問題に気づいているはず。それを歌ってしまうんだから、凄いとしかいいようがない。
ま、ちょっと「説教っぽい」気もしなくもないけど、それもまたTOKIさんのお人柄。
***
マーケット的には、TAKUROの方がすごい成功しているけど、
そんなTAKUROも、TOKIの圧倒的存在感の前では一ギタリスト。
きっと、それがTAKUROにとっては心地よいんだろうなって思う。
大人になればなるほど、売れたかどうかよりも、深いかどうかが大切になる。
中身のない音楽が物足りなくなり、深い音楽がしたくなる。
深い音楽には、技術的に深い音楽と、精神的に深い音楽がある。
TOKIは、まさに精神的・知的に深い音楽を可能にするボーカリストなのだ。
思想家的ボーカリストと言ってもいいかもしれない。
カッコ良くて、深くて、教師っぽくて、色んな顔をもっている。
人柄が音楽の全部につまった、そういうCDになっていると思うんですね。
このアルバム、是非、大佑に聴いてもらいたかったかも。
もしTOKIの歌が大佑に届いたら、もしかしたら…って思っちゃう。
大佑は、愛されないことを叫んだ。
TOKIは、愛することを叫んでる。いや、愛されるためにどうしたらいいのかを語っている。
渇望と充実、孤独と愛情、不信と信頼、、、
同じ日に、これほどまでに対極的な二枚のアルバムを熱く語ることになるとは…
***
おまけ。
僕が昔とっても好きだった曲♪ めちゃめちゃイケイケ♪