2008年1月7日に発売されたラーメン本です。
さすが東京ウォーカー!って感じるのは、これだけのボリュームでなんと500円。これは安い! 紹介されているラーメンの数は191杯。情報量としても決して他の本と遜色ない。というか、最新のラーメン事情についてここまで書いてあって500円はたしかに安い。
はんつ遠藤さんと読者のラーメンツアー記事は読み物として面白かった。
ラーメン通の七人が選ぶ「最高の一杯」は、かつての東京ウォーカーの記事の焼きまわし+α。石山さん、荻堂れいかさん、柳生さんの一杯は新鮮だった。しかし、荻堂さんってラーメン詳しいなぁ~・・・ 石山さんの笑顔はいいっすね~ 「麺工房 山久」なんて知らなかった・・・ 柳生さんの「駄菓子屋 穴子拉麺」にも行ってみたいなぁ。
08年ラーメン業界に異変アリ!は、東京ウォーカー07年のグルメオブザイヤーベスト10を紹介。知らないお店はなかったな。アイバンラーメンには早く行きたい・・・ そして、そこから08年の動向を見通す、といった雑誌が記事にしやすそうな話が続く。池袋大勝軒(東池袋大勝軒復活に際して「東」という文字がなくなった)の記事も掲載されている。
さらに、和え麺、汁なし坦々麺の特集が続く。Technical Ra-Men SaBaBaはめっちゃ気になるなぁ。。。名前がカッコイイから(汗)
そして、東京醤油(ネオクラシカル系)、味噌ラーメン特集、ラーメンスクエアのトライアウトなどが続く・・ 続いて、ラーメン激戦区のMAP情報。これがなかなかよかった。高田馬場、池袋、新宿、町田、西新井、大井町のMAPとオススメラーメン店が多数紹介されている。
さらに興味深いのが、次の「行列の途絶えない名店」。これは特集記事としては楽しいなぁと思った。最初にべんてんが掲載されているところが気に入った。その後、グルメウォーカーお墨付きの店特集、多店舗展開人気店特集、埼玉特集、最新つけ麺特集などが続く。
この雑誌、何よりも安さと記事の面白さで抜きん出ていると思う。これ一冊買うだけでも、相当ラーメンに詳しくなれると思うな。オススメの一冊です♪