今日、また乳児遺棄のニュースが出ていた。
乳児の遺体、クローゼットに隠す=遺棄容疑で女子学生逮捕-千葉県警
1月8日18時31分配信 時事通信自分が産んだばかりの乳児の遺体を自宅のクローゼットに隠したとして、千葉県警松戸東署は8日、死体遺棄容疑で同県松戸市の専門学校生の少女(19)を逮捕した。乳児が死亡した経緯も調べている。
今度は、僕が教えている学生らと同い年の19歳の少女が・・・
乳児遺棄は、いつも女性が逮捕される形で表に出てくる。
その背後には、女性を追いつめた背後には必ず男性がいるのに・・・
その男はきっと逮捕されたりはしないのだろう。
(少女が性被害にあったのでないという前提に立つと)きっと男も少女もあまり深い思慮を働かせることなく、肉的行為をしたのだろう。で、想定外の妊娠が発覚したのだろう。これがある程度年のいった夫婦であれば、「おめでた」となるが、この場合は、顔面蒼白となったのだろう。そして、親に打ち明けられず、男の無責任さも露呈され、少女が一人で苦しんだのだろう。
もちろん性認識が甘かったには違いない。近年の若者たちの性認識は恐ろしいほどに幼稚である。(僕自身、若者から性にまつわる話を度々聞かされているので、ある程度断言できる。恐ろしいほどに無知だと。)
その結果、結局、「犯罪者」となるのは、幼い母親なのだ。これは世界どこをとってもそうなのだ。未熟な少女=母親=殺人行為=犯罪者、これほど切なくむごいことはないだろう。
赤ちゃんポスト(Babyklappe)の存在理由の一つに、こうした背景があると考えられている。
今回の事件も忘れないでおきたい。