チューリッヒ中央駅から徒歩8分くらいのところにある中華飯店。看板には、「中華・タイレストラン」と書いてある。メニューを見ると、ありました!ラーメン。まあ、こっちでは「ラーメン」とは言わずに、「ヌードルスープ(Nudelsuppe)」と表記されるのだけれど、紛れもなくラーメンなのである。数種類のラーメンがあるが、店員さんの話では、「叉焼麺が日本人に一番人気があります」とのことなので、このオススメを注文。
叉焼麺(25フラン=2500円程度)
結構濃い茶色のスープは透きとおっていて、澄んでいる。その上に、惜しみもなくチャーシューがのっていて、気持ちよい。チャーシューの表面は赤色、本場中国の「叉焼」だった。僕らからすれば、レトロなチャーシューであった(オーブンで焼く前に肉の表面にハチミツを塗る方法)。
目黒にある「かづ屋」のラーメンを思い出してしまった。あ、あと、「たいめいけん」もこういう叉焼を出している。今後、またこういう叉焼が復活する・・かもしれない(石神さんもそれを示唆している)。
スープはあっさりとした鶏がらスープ。それに、深みを出すために、揚げニンニクを加えている。本場中国で、ラーメンにニンニクを入れているってことは、ニンニクをラーメンに入れるのはもともとの習慣だってことか。(後で分かったのだが、ニンニクも生姜も中華料理の調理法なんだな!) 麺はかなり細い。ツルツルっとした食感が印象的。ただやはり近年の日本の麺の進化を前提に考えると、なんてことない麺だった。日本の麺へのこだわりは半端じゃない。
あと、後で加える調味料が面白かった。特に、唐辛子&ナッツをスープに加えるとかなり個性的なラーメンになった。ナンプラーは全然合わなかった(苦笑)。
*このお店の女将さんは結構おっかない、けど面白い。僕がメニューの写真を撮ってもいいかとたずねると、「ダメよ!中は絶対にダメ! でも表紙はいいわ」と、激しく撮影拒否された。が、ラーメンの写真となると、「いいわよ」とあっさりOK。料理はOKで、メニューはNGって。。。不思議だった。メニューの偵察者だと思われたか?
ZHONG HUA
Zähringerstrasse 24 8001 Zürich Kreis 1 (Rathaus)
01 251 44 80
Öffnungszeiten
Montag - Freitag 11.30 - 24.00
Samstag 12.00 - 24.00
Sonntag 17.00 - 24.00