いつもいつもラーメンばかりで、、、
でも、僕が一番大好きなオリジナル料理は『自家製ハンバーグ』。 ハンバーグにはちとこだわりがある。
かつて10代の頃、ハンバーグのおいしいレストランで働いていた。そこで最も学んだのが、ハンバーグの作り方だった。毎日、毎朝、ハンバーグの下準備をしていた。焼くのはチーフだったけど、焼くまでは全部やらせてもらっていた。
もちろんレシピはお店のもの。僕はただただそのレシピどおりにハンバーグをこねていた。冬の朝はとても寒く、凍える手で必死になってこねていた。
普通、ハンバーグには挽肉にパン粉を加えるが、そのお店ではちゃんとパンそのものを漉して、挽肉に加えていた。それ以外にも、普通のレシピには書いてないようなものもたくさん加えていた。
ハンバーグは、僕が生きた証でもあるのだ。
今回は、豚と牛の挽肉、生パン粉(パンを細かく砕いたもの)、炒めた玉ねぎのみじん切り、玉子、酒、牛乳、塩、コショウ、赤ワイン少々・・・(その他もろもろ)を入れてこねた。なんか、16年前を思い出して、うるっときた。
ソースも簡単に。ハンバーグを焼いた後の油と肉汁を熱して、赤ワインと、ブルドックソースと、ケチャップと、塩コショウと、ちょっとネギ油と、香辛料2種類のみ。
外食もいいけど、やっぱり家でしっかり料理したいものだ。料理のできない人間はやっぱり料理を語ることはできないと思う。僕はいつか、哲学、教育、料理というテーマでしっかり書きたいと思う。考えること=学ぶこと=作ること、この三つの線は僕の心の支えでもある。
作って、失敗しなければ、考えることができない。
また、考えることで、学び、学ぶことで、よりよく作ることができる。
シンプルだけど、これが僕自身の哲学、、、かな?!
*ちなみに、しめじはバターで焦げ付くギリギリのところまで焼いたもの。もやしはバターと醤油だけで味付。スープはトマトとにんじんとしめじ入り。ご飯も実はすごくて、僕のお父さんが実際に田植えをしたまさに自家製のお米。手作りこそ最大の調味料なり♪