たまには普通に日記でも。
①MY NEW LIFE and NEW WORLD
この四月から非常勤で講義を受け持つことになった。大学世界ではもう４年目ってこともあって、講義そのものには慣れてきて、多少なりとも自信がついてきていた。１年目はもうてんやわんやで、めちゃめちゃだったけど、最近は結構余裕をもって講義をすることもできるようになっていた。
しかし、これが【過信】であった。「驕る平氏は久しからず」じゃないけど、完全に驕っていた。新しい場所で新しい科目を教えることになった僕は、「大丈夫だろ。うまくやれるさ」とタカをくくっていた。が、一回目の講義で玉砕。講義内容もボロボロ。焦って、緊張して、余裕は見失い、苦しいスタートとなった。ちょっと慣れたくらいで、そうそういい講義なんて出来るもんじゃない。
でも、その後、気を取り直して、講義の準備に力を注いだ。教育っていうのは面白いもので、準備をすればするほど、その授業のクオリティーはあがる。授業や講義に関して言えば、努力がちゃんと報われるのだ。何の努力もしない講義ほどつまらないものはない。学生たちの目はやっぱり確かなんだ。小手先の技は通用しない。今回、新しい職場で、新しい学生たちに教わることは数知れず。これからもしっかり準備をして、日々精進したいと思う。ところ変われば学生も変わる。刺激たっぷりのMY NEW LIFEだ。
②OH！My Blog！
そんな新しい学校の講義では、あまり個人的なことは話していないんだけど、そこの学生の一人がなんと僕のブログを発見してくれていた（超ビックリ）。たしかに講義の中で僕がブログをやっていることは話したけれど、それだけで特定されるとは・・・ いったいどうやって見つけたんだろう。。。僕の名前を検索しても、ここにはたどり着かないはずなのに・・・ 見つけてくれたことはすごく嬉しかったけど、それ以上に、とっても不思議な気分になりました
（＊その学生のコメントカードのお言葉にはkei、かなり感激。ありがとうございました♪すごく嬉しかったです）
③ちょっとショッキングな出来事。
今日、自分の研究室のＰＣを立ち上げて、パスワードを入力しようとしたら・・・・ なんと、日々使っているパスワードが思い出せない。そもそも体で覚えているから思い出せるはずなのに、どうにも思い出せない。「健忘」？？ 何度試しても思い出せない。また、「思い出せ」と念じれば念じるほど、記憶から遠ざかっていく。３１で「健忘」とは・・・ かなりショックだった。大丈夫かな？僕の脳みそ。部分的には思い出せるんだけど、完全に思い出すことはできなかった。今年はホントたいへんな年になりそうだ（ノロウイルスしかり、尿管結石しかり）。「身体で覚えたことは忘れない」っていうけど、あれ、嘘だな。体が思い出さなかった。
④「悪口の復権」
今日、ニュース２３で、水谷先生が出ていた。いい話が聴けた。
僕は、「悪口の復権」を主張している一教育研究者（？！）だが、水谷先生も似たようなことを言っていた。・・・最近、少年の凶悪すぎる犯罪が横行している。信じられない事件も相次いでいる。それを受けて、水谷先生は、「少年たちは、凶悪になっているというよりも、弱くなってきている。ケンカができない。いい争いができない。殴られたり、やられたりする経験がない。ゲームの世界では、殺されても生き返る。現実の世界で、殴られて痛い思いをすることもない」、といったことを話していた。僕は、ひ弱な非暴力主義者なので、殴ることは推奨しないが、悪口（オリジナルな悪口）は大歓迎だ。溜め込むことよりも、吐き出すほうがすっとする。常に吐き出していれば、溜まることはない。僕は最近、悪口を多発している。しかも、相手を傷つけないような悪口をたくさん言いまくっている。悪口（自分にとって悪いと思う言葉：相手がどうにも理解できないような言葉）を吐いていると、すっきりしてくる。しつこいくらいに悪口を言うと、なんだかほっとしてくる。すっきりする。本来、子どもの世界には「悪口」がたくさんあった。僕らは、子どもの悪口を叱ったり、押さえつける前に、もっと子どもから悪口を教わったほうがいいんじゃないかな？
はい。日記でした。普通の。自己満足（？！）でした。すみません。では。
