創業19年の人気八重山そば店、「ゆうくぬみ」に行きました。
ゆうくぬみとは、八重山地区の方言で、居心地のよい場所、という意味らしいです。まさにそんな感じのお店でした。
上の写真でも分かると思いますが、大きな家屋と家屋の間にちょこんと入り込んだかのような店舗になっています。まさに、「かわいいお店♪」、と言いたくなるようなお店でした。
店内もどこかかわいらしく、この島のとある人のお家におじゃましているかのような気持ちになります。
店主は中年の女性の方で、おひとりで切り盛りされているようです(そこも、僕の心に響きました)。
場所は、石垣のメインストリートにあたる「あやぱにモール」の入り口付近にあります。
なので、基本的には、観光客向けのお店に入りそうなのですが、、、
でも、ちょっと違います。
メニューも超潔いです。そば、そば小、軟骨ソーキそば、のみ。
あとはかき氷や沖縄ぜんざいなどが提供されています。おそば(ラーメン)と伝統的な和菓子を両方出すお店って、全国、どこにいってもちらりほらりとあるんですよね。どうしてなんでしょ?!
小があるので、そば小を頂きました。
僕みたいなフリークには嬉しいサイズですよ。。。もっと小サイズが増えてくれたら、、、(石神さんも最新の本でそのことを改めて指摘していましたよね)
小でも見劣りしません♪
ほどよい量のそばです。
こちらのスープは、もう、絶品でした。和風そばです。
鰹節の旨みが存分に発揮された豚+塩のスープ。あっさりしています。どこまでもあっさり…。
あっさりしていて、鰹節の旨みがぎゅっと詰まっていて、品があって、印象的。
これまで食べてきた八重山そばの中でも最高レベルのバランス感覚。
ある意味で、万人受けする八重山そばの味、といいますか。。。
美味しくて、確固たる味の八重山そばが食べたい!という人にはここをおススメしたいですね。
ある意味で、教科書的な?八重山そばでした。渋い!!
こちらでも、やはりピパーズを入れて、島トウガラシを入れるのがスタンダードなんですね。。。
こちらです。
この二つを入れると、ホント、全くの別物の味に変化します。
かなり味的に個性的ですが、やはり一度は試しておきたいところです。
無理な人には無理でしょう。けれど、一度病み付きになったら、抜け出せないかも?!
いい感じのお店でした。
ホント二つの家に挟まられた感が半端じゃないです。
味のある店舗でした。そして、確かな味を出していました!!