偶然、知ったお店。
こちらのお店は、2013年12月開業のお店ということで、新店ですね。
八重山そばの専門店ではないですが、次世代の八重山そばを感じさせるnew waveなお店になっています。
八重山もずくめ~ん、らしいです(苦笑)。
しかも、いわゆるオーソドックスな八重山そばはなくて、創作的な麺料理を提供しているようです。
メニューは、、、
なかなかぶっとんでいます。ウリは、石垣牛を使ったハンバーグっぽいですが、、、
その中で、気になったのが、「人気!熱々もずくカレーそば」。
想像できません、、、苦笑
いったいどんなそば(ラーメン)なんでしょう?!
八重山カレーそば自体は存在していますが、もずくカレーそばって。。。
「もずくカレーラーメン」と検索をかけても、そういう商品はヒットしません。まー、ないでしょう・・・苦笑
もずくを練り込んだ麺を使ったカレー麺料理。
日本にはまだまだ「謎」なラーメン(類)が色々とあるものです。
こちらが、その「もずくカレーそば」でございます。
うん、見た目的には、まさにカレーラーメン。三角流線型の器がカッコいいです。
こういう器で食べるラーメン、ありです!!
お味は、牛挽肉と玉ねぎをたっぷり使った旨みあふれるカレーラーメンでした。
ここの麺は、もずく入りとありますが、立派な「中華麺」になっていると思います。(やはり、ラーメンとそばの分類は、麺によりけりなのかな、と改めて考え直しました。麺が中華麺ならラーメンで、麺が中華麺でなければそばなのかな、と。しかし、そばであれば、そば粉を使っていなければならず、八重山そばは、ラーメンとも、蕎麦とも言えない、微妙な立ち位置にあるのです)
挽肉+玉ねぎ+辛いスープということで、勝浦タンタンメンとの若干の類似性も感じました。
お味としては、日本人が好むカレーをぶっかけた麺料理かな、と。
なんといっても、このもずく麺がいいですね。ぷりぷりです。歯ごたえばっちりです。基本的に、八重山そばは、ぼそぼそっとした食感なので、こういうぷりぷりっとした麺は新鮮です。(が、しかし、異国情緒という意味では、八重山そばの方がはるかにエキゾチック)
独自の麺文化に触れたい人には向かないお店かと思いますが、旅行客で、普通にトレンディーな料理が食べたい人には合っているのかな、と。フリーク的には、どうなんだろうなー。。。 難しいところだと思います。
トレンディーなラーメン文化を石垣にもってきて、スタイリッシュに仕上げた、という感じかな?!
ただ、こちらの店主さんは、海外での生活が長いらしく、ある意味で、グローバルな麺料理とも言えるのかも?!
石垣島というローカルな場所で、グローバルに活躍してきた店主さんが作る独創的な麺料理。
食べる価値はあるかな、と思います。
こちらが、石垣牛100%!ハンバーグランチです。
お肉は結構ワイルドな感じだったかな?! 大人しくない味わい、といいますか。
いい意味で、肉本来の旨みや風味の強いタイプのハンバーグだったかな、と。
デミグラスソースはちょっぴり異国風でした。ここもポイントかも?!
南国の地で、新たに開業したGEEZER。
伝統と文化を大切にするこの島で、こういう異国的なレストランがどこまで健闘するのか。注目です。
基本的には、こういうお店って、地元の若者たちが集うようなお店なんだと思いますけどね。
観光客にではなく、地元の若者に愛されるお店になってくれたら、と少し思いました。
新空港ができて、今後、ますます日本都市部の人間がいっぱい入ってくると思います。その中で、どういう客を対象とするのかで、お店の戦略も変わってくると思います。基本的には、この立地ですし、観光客がターゲットなのでしょうけど、やはり、地元の人に認められてこそ、という気もします。かなりお洒落な店内ですし、他にたくさんの選択肢もありそうにないので、重宝されるといいですね。