Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

◆サディ◆a holy terrors◆通算4枚目のマキシ!



今年、ネオV系のトップランナーになるか?!今月のフールズメイトでは、今年ブレイクしそうなバンドの第四位にエントリーされていた!!

サディの待望の最新マキシが今日リリースされた。あまり派手に宣伝をしていなかったので、今日リリースされることをタワレコ渋谷店で知った(苦笑)。本当に偶然たまたま見つけた。やっぱり僕はサディとは縁があるのかな?!何気に1stから全部持ってるし★

今回のマキシは、「いよいよサディ、勝負に出るか?!」っていう感じの勢いある一枚であった。これまでメタル・ハードコアの要素が強かったが、ここにきて、若干かつてに戻ったような感じがした。いや、というより、ネオV系のニュースタンダードをゆく極上ハードチューンに仕上がっていた。

特に、タイトル曲で一曲目の「a holy terrors」は、V系ファン要チェックだ。また、30代~のロックリスナーにも是非聴いてもらいたい楽曲である。センチメンタルでハードで過激でメロディアス。かつて同様ディルに似つつも、サディらしさが溢れる一曲となっている。この独自性は、言葉でどう表現していいのだろう。ボーカルの声質がディルの京に似ているせいか、ディルとかぶらせるリスナーも多いかもしれないが、サディの楽曲はディルの曲とは全然違う。かつてのディルとも違う。あえていうならば、今のディルがかつてのディルのような曲を再構成している、みたいな感じだろうか。サウンド的には新しくて、楽曲的にはV系王道。また、レコーディングの技術も向上してきている。ドラムの音はかつてより断然良くなっているし。ツインギターもうまく活用していて、非常に聴きやすい。サビの最後の英詩(「オマエは飛べる、飛べる、生きていける!」)っていうところがココロに響く。

二曲目は、サディお得意?!のメタルV。ツインギターのハーモニーはきれい。でも、メロディーはデスメタルっぽい。Bメロの低音がおぞましくてかっこいい。かなり洋楽チックな一曲と言っていいだろう。

また、三曲目もびっくりだ。これまでのサディからは絶対に想像できないようなポップロックなのだ(サビが特に)。イントロは結構ゴリゴリ。これも聴く価値があると思う。

断言したい。再び人気を集めつつある「V系」(ネオV系)。サディは、まさにネオV系を代表する21世紀型V系の雛形なのだ。今後、さらに技術・経験を磨いて、今の音楽シーンに攻撃を仕掛けてもらいたいところだ。是非、やれるところまで頑張って突き詰めていってもらいたいと願う。
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