遂に遂に…
男闘呼組復活!
してしまいました。
なんかもう信じられない…💦
このブログでも、「男闘呼組復活」を熱く語ってきました。
>「男闘呼組は最高にかっこいいBANDだった」(2008)
>「男闘呼組が復活できるかどうかが今後のジャニーズの運命を左右する!?」(2020)
こうやって男闘呼組待望論を書いてましたが、本当に復活するとは…😂
ただ、その予兆はありました。
昨年あたりから成田君がライブ活動を本格化させ、また音源もリリースしていたんです。
>「成田昭次@Billboard Live Tokyo ビルボード東京ライブに潜入!」
このライブに、高橋君と前田君が来ているのをこの目で確認しました(苦笑)。
ただ、おそらくは数年後…という感じでした。
成田君のソロ作品の中に収録されている『パズル』を聴いた時、「復活は実現する!」って思いましたね。
…
そして、その復活の日は突然訪れました。
2022年7月16日にTBS【音楽の日2022】で突如「復活宣言」した男闘呼組。
この日、男闘呼組は突如テレビに出演し、三曲(TIMEZONE~DAYBREAK~パズル)を披露しました。しかも、ホントにガチっとした素晴らしい演奏と歌と共に…。
その後、10月15日・16日に【東京ガーデンシアター】で復活ライブを行うことを発表しました。
はい!
そういうわけで、東京ガーデンシアターに来たわけであります!!
男闘呼組の復活ライブに行けると思わなかったのですが、急遽行けることになりまして…😂
1988年8月24日に【DAYBREAK】(カセット)を買って、男闘呼組の虜?になった僕。
その当時、僕は中学1年生。ライブに行くという発想は(お金も含め)なくて、ただただカセットテープとTVのビデオ録画で男闘呼組の音世界に酔いしれてました。(バンドとしては、1993年に解散してしまい、ライブには結局行けませんでしたが)「ロクデナシ」まで全部買って聴いていました。
つまり、もうホントのホントに念願悲願の男闘呼組ライブだったわけです。
会場には、僕と同じ世代?のファンで溢れかえっていました。ガーデンシアターって、7000人くらい収容できる大ホールで、武道館より小さく、でも、NHKホールの2倍以上?の規模のホールで、ファンの数も凄かったです。
…
18時20分頃、オープニングアクトの【TOKYO PLASTIC BOY】が演奏を始めました。
このTOKYO PLASTIC BOYのお二人は、なんと高橋君のご子息なんですって。
本日発表がありましたが、男闘呼組1988のOAをTokyo Plastic Boyが務めさせていただきます!最高の日を一緒に作りましょう!
— Tokyo Plastic Boy (@tokyoplasticboy) October 14, 2022
軽快でダンサブルなラップ系のポップス?、OAとしての役割をしっかり果たしてくれました。僕ら「親世代」?のファンもどんどんテンションを上げていきます。
そして、18時30分になり、ステージ上の巨大スクリーンに岡本君が登場し、高橋君と握手を交わし、前田君と合流して、成田君に「遅い!」と叱られ(苦笑)、更にキーボード&ドラムのお二人も加わり、ステージに向かっていく姿が映し出されました。(なんか、BISHのライブの前みたい)
…
予想通り、デビューアルバム【男闘呼組」の一曲目「OVERTUNE」が流れてきました。これ以上にないSEですからね。テンションはますます上がっていきます。
一曲目は何だろう?ってずっと考えてました。この流れだと「ルート17」でしょうけど、29年ぶりの復活ですし、まずは「DAYBREAK」かなと思いきや…、まさかまさかの「STAND OUT」っていう!!Σ(・□・;)
僕が最も最も聴きたかった曲がまさかの一曲目…っていう!!😂
1988年(厳密にはそれ以前)から大好きだった男闘呼組の、しかも一番聴きたかった曲が一発目に来るとは…。嗚呼、もうこれで終わってもいい…(わけないけど…)。高橋君、岡本君、そして成田君とボーカルが移っていくところがもう泣かせてくれます。「嗚呼、本当に復活したんだ…」って。成田君のギターソロもアレンジが入っていて、めっちゃカッコよくなっています。30年以上の時を超えて、2022年度バージョンになった「STAND OUT」。ドラムの青山君のリズムもすごくいい!
そして、1990年の大ヒット曲「DON'T SLEEP」。50代になったメンバーの熱い思いが伝わってきますね。この曲のリリース以後、本格的なロックバンドとしての道を歩むことになった記憶があります。ずっと男闘呼組の楽曲を支えてきたMark Davisの最後の男闘呼組曲になりました(それ以降、ファンが離れていった記憶もありますが…)。しかし、今聴いても、イントロのリフはめちゃめちゃカッコいい。最後、岡本君のSUGIZOみたいな高音ギターがめっちゃカッコよかったです。
前半戦3曲目は、男闘呼組の中でもトップクラスの人気を誇った「ROCKIN' MY SOUL」!「誰も探してるぜ 魂をかけて燃やせる何かを」っていうあのAメロを歌う成田君にもうKnock down。「Ready to the fight 見えない全てに…」のサビを聴いて、当時の自分の未来への不安?を思い出しました。いつか「魂かけて燃やせる何か」を見つけられたらいいなって。バンドマン的には、イントロ・アウトロの岡本君のギターに少し冷や冷やしましたね(苦笑)。「大丈夫? 岡本君、頑張って!」って。
そして、MC。「おーーーーーい!! 29年ぶりに帰ってきました。We are O TO KO GU MI!」って叫ぶ高橋君。いや~~、、もう、カッコいい…😂 「会えて嬉しいよ」(会場笑)。「男闘呼組、遂に再始動です。…めちゃめちゃ楽しんでいってくれよ」って言ってたと思います。あまりにも興奮していて、岡本君が「水を飲め」とペットボトルを高橋君に。
4曲目は、実はこの会場に来る途中に聴いてきた「PARTY」。4枚目のアルバム【I'm waiting 4 you】収録曲。チョッパーベースが印象的なイントロのワイルドなR&Rナンバー。「この曲はやんないよなぁ」って思っていたけど、4曲目にやってくれちゃった…(n*´ω`*n)。しかも、当時の楽曲を忠実に再現するかたちで。こういうヤンチャな曲&歌詞もまた、男闘呼組の魅力だったんです(個人的には「赤ちょうちんでくらせ」が大好き!)。
5曲目は、同じくハードでストレートなR&Rナンバーの「YO-YO」。高橋君作詞のヤンチャで元気でストレートな楽曲で、ロックバンド「男闘呼組」の顔を見せてくれます。「YO-YO 少し考えよー、てめえの利益ばかりじゃなくってよー」っていう歌詞が凄く大好きでした。この曲の後半、「掛け声タイム」が始まります。高橋君が言った言葉をメンバーが繰り返す、という。最後、「YO-YO」が「KO-YO」に変わって、「KO-YO 少し考えよー」になって、大爆笑でした。うん、前田君はもう少し考えた方がいい感じがする(昔から…(*イメージ的に))。
すごくいい流れになっています…。当時のヒット曲3連発の後に、このハードなナンバー2曲。どっちも「男闘呼組」の魅力ですし、その魅力がはっきりと感じられて…。
で、二回目のMC。やっぱりテンションアゲアゲで。「懐かしいよ この匂い。ライブ会場のこの熱気あふれる匂いだよっ!」(岡本君「匂いね~~…💦」)。で、また、岡本君が高橋君に水を持っていきます。「健ちゃんって優しいよね」「王子様だよね」って…。で、岡本君の衣装(ギンガムチェックのスカート)の話になり、岡本君「で、オレ、何されるの?」、高橋君「一緒にバンドやるんだよ」のところが、なんか「ロックよ静かに流れよ」っぽくて、ジーンと来ました😢。「一緒にバンドやるんだよ」っていうフレーズが頭に凄く残りました。僕も、この映画を見て、「バンドがしたい!」って思ったんです。多分、気志團の翔君も同じだと思います(笑)。その後、高橋君&前田君&岡本君の楽しいトークが続きました。それを黙って笑いながら見ている成田君が素敵でした。「今の方が人気あるんじゃない?笑」「みんな、29年間、どこにいってたの?笑」など、面白いトークがいっぱいでした。で、メンバー紹介のあと…
6曲目からは、メンバー一人ひとりの個性が生かされた曲が4連発。
まずは、前田君をフューチャリングした「Reiko」(笑)。まさか「Reiko」をここで出してくるとは…。高橋君のアダルティーな「ON STAGE」(ベースソロ)の後、Reikoが始まります。「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」をオマージュした(パクった?)曲で、僕はこの曲を通して【ダウンタウン・ブギウギ・バンド】を知りました。前田君のセリフが面白くて、笑って聴いてしまいましたが、でも、完全なパクリじゃないんですよね。サビになると、男闘呼組らしいハードで少し切ないメロディーになるんです。この曲は、今の方が雰囲気が出ていいな💓
続いて、超名曲「不良」。これはまさに成田君をフューチャリングした曲ですね。この曲は、自分の人生の中で最も聴いた曲の一つかも。僕はいわゆる「不良」じゃなかったけど、不良に憧れ、そして「気持ち的には一生不良(良い子に抗う子)になるぞ」って誓った曲(笑)。不良になる前に、バンドマンに憧れちゃった、とも。タバコやバイクよりも、歌やギターに魅了されちゃった。中2の頃にはもう(通販で買った安い)ギターをかき鳴らしてました。その頃にいつもこの曲が流れてました。2022年の今、また男闘呼組の成田君がこの曲を歌ってくれたことに、もう感謝しかありません。これからも「良い」に抗う「不良」のままでいたいな、と。「大人に背を向けて 死に物狂いで生きる」。今もあんま変わってないな…💦
8曲目は、高橋君フューチャリングの「LONELY」。2ndシングル「秋」のC/W曲でしたね。「戻れない道 急いだANGEL」のあの曲。この曲も死ぬほど聴いたなぁ~(そしてこの29年の間も…)。個人的には、高橋君の曲っていうイメージはないけど、この曲の大半は確かに高橋君が歌ってた…。「ミネサ」に向けて歌った歌だということは、まぁ、言うまでもないですね。自分たちの映画作品をもっているバンドって、やっぱ強いというか、凄いですよね…。
9曲目は、もう最初のイントロの出だし(シンセ&ドラムのカウント)で「うおおおおお!!!」ってなった、男闘呼組デビューアルバム【男闘呼組】の中の「KIDS」!! なんで、2022年の今、この曲をやるんだ?!?!って。イントロのリフが死ぬほど好きで、中学生の時、必死に耳コピしてました(できてなかったけど…)。この曲のメインボーカルは確かに岡本君で、岡本君をフューチャリングした曲だ。メンバーの中で一番「キッズ」なのは、確かに岡本君かも…。この日の衣装もそんな感じでしたね💓 途中、間奏のところで「あれ、大丈夫?!」っていうところもあったかな(でも、その後しっかり合っていた…)。
そして、再びMC。上の4曲について話した後、今回のセットリストの話に。高橋君、「男闘呼組には100曲以上の曲があって、選ぶのが大変だった」、と。そして、ライブ告知(詳しくはこちらを)。更に、2023年、全国津々浦々にツアーでまわることを宣言。「みんなの近くまで行くからな!!!」、と。男闘呼組のファンはホントに全国すべてにいますからね👆
その後、かつての音楽番組に触れて、ベストテン、トップテン、夜ヒット、ミュージックステーションなど、たくさんのTV番組に出演していたことを話しました。「男闘呼組、しょっちゅうテレビに出てたんだ。…俺たちの出す曲、どれも一位になってました!!!」。ってことで、その「第一位シングル曲」が後半戦、一気に立て続けに演奏されたんです!!
10曲目に「第一位曲」として選ばれたのは、僕も死ぬほど大好きだった2ndシングル「秋」!! ちゃんとシングルバージョンになっていました!(BESTでは、秋-it's Ballad-が収録されていて、シングルバージョンはこの29年ほとんど聴いてなかった…。カセットも8cmシングルCDも持ってますが…)。この曲は、「別れの歌」で、当時大好きだったA子ちゃんにフラれて、この曲を死ぬほど聴いたっけ…(苦笑)。この曲も、今のメンバーが歌うことで、より魅力が増したように思います。この29年、部分的にしか分からないけど、ホントに大変だったはず。どんな気持ちでこの曲を演奏してたんだろうな…。でも、ホント当時、音楽番組では男闘呼組がい~っぱい出ていて、この曲も死ぬほど演奏されてましたね💓 「やがて雨は上がるはず」の前で、ギターのコード間違えてたところもご愛敬🎵
で、ここでアクシデント発生!(笑) 高橋君のベースの音が出なくなっちゃった。「これがライブなんだよ!」と叫ぶ高橋君(苦笑)。「アンプ飛んでる?」と岡本君(笑)。どうも、ベースの音が出なくなるアクシデントは初めてなんだって(苦笑)。口ベースでやれば、とむちゃぶりする岡本君。「面白いだろ?」と会場に呼びかける高橋君。「俺が一番辛い」とも(会場笑)。あと、「男性ファン多いよね」って話も出たと思います。あと、上着を脱ぎだす熱狂的な女性ファンの話も(笑)
11曲目は、恐らく男闘呼組最大のヒット曲「TIME ZONE」! 男闘呼組のファンでなくても、この曲は知っている人も(当時から)多かったはず。「胸に愛を刻むぜ!」って。僕的には、そこまで好きではなかったけど、世間的には、男闘呼組=TIME ZONEだったんじゃないかな?!(僕はやっぱりSTAND OUTとROLLIN' IN THE DARKとルート17が神曲💓)。なので、会場も一体感が半端なかったです。そして、メンバーの演奏もばっちり決まってました🎵 ウォーオーオオ…it's Time Zoneの掛け声も最高でした。
12曲目は、これまた男闘呼組の代表曲「CROSS TO YOU」!! イントロのメロを弾くのは岡本君。ここでもちょっと心配でドキドキしましたね(苦笑)。これだけの「大ヒット曲」を持っている男闘呼組の底力を感じましたね。凄いです。ブレイクしたバンドはいっぱいあるけど、ここまで「ヒット曲」を持っているバンドって、そんなないから…。あと、この曲を改めて生で聴いて、「自分の曲って、やっぱり男闘呼組の影響を受けてるんだな…」って思いました。こういう曲が作りたくて、作ってきたよな、、、とも。この曲もやっぱり僕の中の「神曲」だな、、、って。
そして、本編最後のMCからの「DAYBREAK」!! 本編最後にこの曲をもってきたか…(ここ、入るタイミングを誰かが間違えた気がする…苦笑)。この曲から、男闘呼組のサクセスストーリーが始まったんですよね。高橋君と成田君のツインボーカルが大爆発していて、もう問答無用でカッコよかったです。前日、キムタクやGLAYのメンバーが来てたって話でしたが、この曲をどう聴いたんだろうな…。当時、キムタクもまだジュニアで、きっと男闘呼組の背中を見ていたはず。もちろんこの曲もいっぱい聴いた(聴かされた)はず。キムタクもきっと「あの頃」を思い出していたはず…。
…
アンコール1曲目は、「渋いヤツやります」と言って始まった「インディアンの丘で」!! ワタクシ、このインディアンの丘で、地味にすごく好きだったんです。でも、5枚目のアルバム(5-1非現実)の曲とあって、あまり話題にならなかったような…。高橋君の裏声がすごく神秘的で、またアコギのアルペジオが凄く綺麗で…。完全にアイドルバンドを脱却した後の「マスターピース」だと勝手に思ってて…。
今聴くと、「なんか、LUNA SEA感もあるなぁ~」って思ったり…💦 幻想的で空想的でイマジネーション溢れる渋い曲。この曲もこの復活の日にやってくれたことに、もう心から感動しましたね。さすがは我らの男闘呼組!! しかも、成田君、ダブルネックギターで弾いていて、そこも釘付けになりましたね。上のネックでアルペジオを奏で、下のネックで歪んだ音を出して。この曲も、50代を超えたメンバーがやることで、より説得力のある曲になった気がしました。
アンコール2曲目は、「バカにして!」が印象的なあの曲。20歳くらいの時に成田君の家で、高橋君と成田君二人が作ったあの曲。「バカにして」=「BACK IN THE CITY」。この曲もホント大好きだったなぁ~。これまでのポップでハードな楽曲でありながら、言葉遊びを駆使したユニークな歌詞世界を展開する曲でもあって。この歌詞は、ホント男闘呼組じゃないと書けない歌詞だよなぁ~~って。サビのシンセの緊張感あるメロがすごく好きでした。ドラムも当時以上にカッコいいアレンジになっていて、痺れましたね~😂
最後のMC。「50代を過ぎて、こんなロックやってんだぞ! まだまだやるぜー」って叫んでました。で、ここで、高橋君がネットで「ファンが一番聴きたい曲」を調べた話が出てきて、「復活したら聴きたい曲」をリサーチしてたそうです。TIME ZONEはやっちゃってるし…。何だろう??って思ったら、、、
アンコール3曲目、つまりファンが一番聴きたい曲No.1は、「MIDNIGHT TRAIN」でした。そうだったか…💦 この曲も死ぬほど聴いてきて、大好きだけど、今年成田君のソロライブでこの曲を聴いたから、驚きはなかったかな?? でも、やっぱりこの4人でやるMIDNIGHT TRAINは超カッコいいですね!! この曲の岡本君のギターリフは安心して聴けました(苦笑)。で、成田君のギターも最高にカッコよくて…(成田君はホントギターが安定していて、綺麗で、上手でした!)。
期間限定復活を果たした男闘呼組の「再始動ライブ」(4公演目)も、次の曲でおしまい。3曲目の後、惜しみない拍手が続きましたね。メンバーもファンも、この時以上に幸せだった瞬間はなかったんじゃないかな?! メンバー一人ひとりが来場者に向けてご挨拶(バックのピアノが凄く素敵でした!)。国際・社会情勢(ウクライナやコロナやファンの高齢化(笑)など)とこのライブを関連させて(SUGIZOみたいに?)語る岡本君、自分の気持ちや感情を赤裸々に語りながら、ファンとメンバーとサポートメンバーらへの感謝の気持ちをありのままに実直に伝える成田君、その成田君の言葉を補足するかたちで、このライブに関わってくれた裏側の人への感謝、ライブビューイングの視聴者のみなさんへの感謝を伝える前田君…
最後に演奏されたのは、男闘呼組の新曲「パズル」。これはもう是非とも聴いていただきたい名曲です。
成田君ソロバージョンですけど、これはホント「今の男闘呼組」のすべてが詰まった一曲かな、と。
「無くしたパズルのピースが今頃出てきた」…って。
成田君が一瞬、歌詞を忘れてたところも、見逃しませんでした(苦笑)。でも、そういうところもまた男闘呼組の魅力でもあるんだよな…。最初は、ジャニーズのアイドルバンドって感じで「作られたバンド」って感じがしたけど、どんどん不器用に、不格好になっていく姿が、僕の目には「カッコよかった」。「ありのままのバンド」になっていく姿が、30年前の僕には素敵過ぎて…。
華やかなデビューを飾り、大ブレイクした男闘呼組。でも、その後、等身大の一ロックバンドになっていった男闘呼組。解散後は、それぞれの道を歩み、紆余曲折を経て、2022年に再始動。もう、これ自体が「映画」みたいで…。それこそ、今こそ「ロックよ、静かに流れよ」って感じで…。
ZIP SHOWBIZ
— Kazuyo (@m16y10_love_k56) October 16, 2022
男闘呼組
29年振り再結成LIVE
大阪は毎度の地方の壁で
見れず…送ってもらえた😆#男闘呼組1988#男闘呼組#成田昭次#高橋一也#岡本健一#前田耕陽 pic.twitter.com/qdYq9obKZA
…
このライブを見て、色んなことを思いました。ファンの人たちを見ると、みんな僕と同じ世代の人だらけ。40代~50代の女性ファンが多かったかな。その女性たちを見つめていたら、「ああ、きっとこの29年、色んなことがあったんだろうな。多くの人は、その後、恋をして、結婚をして、出産して、子育てをして、そしてそこから解放されて、次のステージに行こうとしている人たちなんだろうな」って思いました。育児・子育てをちょうど終えた(終えようとしている)女性たちにとっての「遠い夢」を見せてくれたんだろうなって。中には、そうでない女性もいっぱいいると思いますが、いずれにしても、僕ら世代の「女性」に「過去」と「今」と「未来」を見せてくれたライブになったんじゃないかなって。
僕にとっても、特別なライブになりました。僕もずっとバンドをやってきて、今もいろんな形でバンドに関わっていて、「死ぬまでバンドマンとして生きていきたい」って思いました。僕も、不器用で不格好で(太ってしまい、髪も少なくなっていき(苦笑))頼りない人間ですけど、それでも、音楽を続けていくことはできる。一応「学者」ですけど、でも、自分のアイデンティティーは「バンドマン」。ロックと共に歩み、そして、ロックと共に死んでいきたいなって思ってます。ロックには「卒業」なんてないし、生きている限り「ロック」に生きていけるんですから。
男闘呼組以降、数えきれないくらいの「バンド」に出会ってきましたが、僕にとっての「永遠のHERO」は、やっぱり高橋君、成田君、岡本君、前田君なんだよなって。っていうか、「バンド」という素敵な世界を教えてくれたのが、男闘呼組だったから。それまでは、アニメ曲、アイドル曲、ニューミュージック(J-POPの前身)しか聴いてなかったし、「エレキギター」のカッコよさに気づかせてくれたのも、男闘呼組でした。そういう意味では、「生みの親」なんだろうな。(育ての親は、BUCK-TICKやXやD'ERLANGERやZI:KILLになるけど…)。
原点の中の原点が男闘呼組ってことなんだろうな…。
東京ガーデンシアターの会場入り口に、こんな花束が展示されていました。
SMAPの中居君とキンキの堂本君からの花束…
今のジャニーズの子たちやファンの子たちは、「男闘呼組? なんですか?」って感じだろうけど、TOKIOやKinki Kidsや滝沢君くらいまでは、きっと「男闘呼組」をリスペクトし、憧れていたんじゃないかな…。
ただ、今のジャニーズ界にも、男闘呼組の曲をカバーするグループがいるんです。
7MEN侍、という楽器を演奏するグループです。僕は個人的にこのグループに期待しています。
こんな感じで、バンドスタイルで活動しているジャニーズの期待の星です✨
僕ら世代が夢見た「男闘呼組」に次ぐ、次の世代のバンド界を牽引する「ロックアイドルバンド」になってほしいなぁって秘かに願っています。
グッズ販売所もありました。
僕は、男闘呼組のTシャツ二枚、買っちゃいました🎵
というわけで、10月16日(日)夜の第2章のライブレポをお届けいたしました!
めっちゃ長いライブレポになっちゃった、、、💦
ライブに行けなかった人や気になっていた人のお役に立てたら光栄です!!
We are Otokogumi!!
このアルバムは、死んだ後の自分の棺に入れてもらいたいです。
このアルバムも、死ぬまでずっと「宝物」。
参も実は名曲がずらりと並んでいるんです!
JODY、PARTY、ANGEL、TEARS、SO LONGなど、重要曲が入ってます。
このロクデナシが事実上、最後のアルバムになりました。
ヒットコレクションも是非!!