ドイツ最北の町、フレンスブルクにいるのだから、是非この地域のご当地グルメを♪
と、思い、色んな人に聞いたら、みんなが、このお店を推薦していました。
現地のガイドブックでも、一番プッシュされていました。
まさに、フレンスブルクの有名人気店、ということですかね。
海というか、湾を眺めながらの食事。
夏ですし、オープンテラス席に座りました。
一人でこういうお店で食事をするのって、慣れてない人だとかなり落ち着かないと思うんですよね。みんな、楽しそうにガヤガヤやっていますから。
けれど、一人旅が長い僕にはなーんにも気になりません。ひたすら、ドイツ語の文献と格闘していました。
きっと、まわりから見たら、「なんだ、あの外人…」って感じなんでしょうけど。
(大きなビアガーデンみたいなところで、一人で、ひたすら文献を読んでいるんですからね、、、苦笑)
けど、こっちの人は他人が何をしてようと、基本的に気にしません。だから、気楽でした。
さて、メニュー。
なんだか、このおじさん、楽しそう、、、苦笑
うわー。お肉!!
凄いわ。さすがはドイツの漁師町!
魚が名物なのかな、と思いきや、
人気は、グリルハクセ(豚の骨付き肉、大切り身)らしいです。
きましたか、、、ハクセ…
いきますか。。。(汗)
ま、とにもかくにも、お疲れ様ってことで!!!
一人で乾杯。
基本的に、僕は、「一人で飲む酒」が大好きです。人と飲みに行くことはあまりない方だと思います。
なので、「群衆の中の孤独」を感じながらも、うまいビールを堪能できました。
さて。ハクセ。。。
つまりは、肉の塊ですよね。。。
豚肉の塊。骨付き。
ワイルドだろぁ~(苦笑)
これ、すごいんですから。
豚の皮もがぶりと行きます。鶏皮と違って、皮自体が固くて、かなり厚いんです。1cmくらいあるんじゃないかっていうくらい。
それに、肉も、それはそれは肉肉しい。
まさに、「肉」って感じ。
ソースやタレもないから、とにかく肉を食らうのみ。
日本人にはちと耐えられないかもしれない。肉本来の旨味を云々と言っている人もいるけど、肉本来の味って、かな~りワイルドですからね。
ソースやタレに慣れた日本人にはきついんじゃないかなー。
って、偉そうに言っているけど、僕自身が、きつかったです(苦笑)
これ、いわゆる「豚骨」ですよね。
いつもは、僕は、「肉」じゃなくて、「骨」にお世話になってますからね。
たまには、「肉」に溺れるのも悪くないですね。
っていうか、こうやって肉まみれになると、ラーメンって、寂しい(貧しい)食べ物だよなぁってちょっと思いました。
こうやって、料理に使われる肉の食べられない部分を、スープで煮込んでダシを作って、そこに色んな味付けをして、小麦粉で作ったヌードルを食べるわけですからね。ドイツ人は骨も小麦粉もあまり食べない。肉(魚)とじゃがいもです。
けど、それって当然。ラーメンは、戦後の貧しい時代に、屋台を通じて、広まっていった食べ物ですからね。今はとても美味しくてお金のかかったラーメンも多くありますが、そもそもは、「貧しい料理」の一つだった。
こうやって、骨付きの豚肉をがぶりがぶりと食べていると、なんか、色々と考えさせられます。
ちなみに、ジャーマンポテトとザウアークラウトがいっぱいてんこ盛りでした。
お腹いっぱい!!!
ホテルへの帰り道に、素敵な建物を見つけました。
やっぱ、ヨーロッパっていいなぁってしみじみ思いました。
欧州滞在もあとわずか。。。
なんか、ちょっと寂しくなってきたなぁ。。。
でも、日本に帰りたい気持ちもあって。
コンフリクト。