悪麺友らんちばさんと旭~八日市場方面を巡る旅、二軒目はこちらの「麺処ひかりや」。
http://r.tabelog.com/chiba/A1205/A120502/12009757/
http://www.chibaraumen.com/report/mdhikariya.html
http://ramen.walkerplus.com/shops/menu/m12023467/
hechimaさんのレポが千葉拉麺通信に掲載されていました☆
こちらのお店は、創業9年目のお店なんですって。お世辞にも、立地の良い場所ではありません。よっぽどじゃない限り、このお店を偶然見つけることは不可能でしょうね。地元の人のために存在するラーメン&中華料理店なのかな、と思いました。
このお店、上のhechimaさんのレポにもあるように、とにかく人がやってきます。このような場所で、何故?と思うほど、ものすごい人気店なんです。2006年の頃から既に人気店で、今もなお人気店という。まさに、不動の人気店なのかもしれません。お店の人に「凄い人気店ですね」というと、「いえいえ、たまたまですよ」とおっしゃっていましたが、この繁盛ぶりをみると、恒常的な人気店なんだろうな、と思わざるを得ません。
さて、メニューです。
ラーメンがメインのお店ですが、中華各種料理もしっかりと取り揃えています。もはや、何でも作ってもらえそうな勢いです。このバリエーションの多さが、人気の秘訣なのかもしれません。ここに来れば、食べたいものが食べられる、と。今回は、ラーメンと、当店おススメというひかりラーメンを注文しました。
こちらのラーメンは、あっさりとしていて、みんなが知っている昔ながらのラーメンという感じですかね。何も変わったことはしていない、でも、これがラーメンだろう?!という、そういうラーメンでした。しかも、きちんと、丁寧に作られていますから、最後まで気持ちよく、普通に食べられます。
スープは鶏主体で、魚介の風味はありませんでした(入っているのかもしれないけれど、知覚できるほど強くはないと思われます)。わかめが結構入っていますね。チャーシューは、なかなかワイルドでした。
麺はごく普通の麺でした。っていうか、あんまり印象に残りませんでした。ただ、ふにゃふにゃしたローカルな麺ではなかったかな、と。
こちらが、ひかりやイチオシのひかりラーメンです。
塩ベースのとろみのある海老ラーメンですね。豪華というか、(かつての)贅沢三昧のラーメンという感じがしました。海老はたっぷり入っています。が、海老味のラーメンではありませんでした。これ、海老味のラーメンだったら、面白かっただろうなー。
野菜もたっぷりで、体に良さそうです。スープもきつくないので、普通に美味しく食べられる感じでした。
こちらも、万人が好みそうな味のあんかけ塩ラーメンでした。きくらげたっぷりだったのが嬉しかったなぁー。
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地元の人が喜んで集うローカルな中華屋さんという感じでした。人気があるのも頷けます。ラーメンフリークがどうこういうお店じゃないかもしれませんが、地元の人に心から愛されて、必要とされているお店だと強く思いました。
ラーメン屋さんだけど、暖簾には、「中華料理」とあります。うん、まさに、そういうお店でしたね。
この写真じゃ分からないかもしれませんが、かなりのどかな場所にあります。こういう場所でも、繁盛店にすることができるんだなぁ、と改めて強く思いました。が、こういう場所でやっていくには、それなりの知恵と工夫が必要なんだなぁ、と思います。味のこだわりというよりは、万人向けのメニューをたくさん用意するということ、「みんな」の要求に応えられるキャパシティーを確保すること、などですね。
色々と考えさせられました。